こんにちは。Sripasa(@Sripasaa)です。
今回の記事では、タイで密かに販売されているという、有害な蚊取り線香についてのニュースについて掘り下げていきます。
お伝えしたいことはタイトルの通り、
ということです。
ツイッターでもご紹介しましたが、注意喚起のため、こちらでもお知らせいたします。
では、始めましょう。
タイでひそかに販売されている、危険な蚊取り線香『GODZILLA(ゴジラ)』
きっかけは、2018年8月27日夜の、こちらのツイートでした。
อย.เตือน! ยาจุดกันยุง “ก็อตซิลล่า” สุดอันตราย แอบขายทั่วกทม. ทำสุนัขตายแล้ว 3 ตัว #Sanook #SanookNews #ข่าววันนี้ https://t.co/9eQb3Ftm6b
— Sanook.com (@Sanook) August 27, 2018
それを抜粋・要約したものが私の以下のツイートです。
『GODZILLA』というミャンマーから輸入された蚊取り線香がタイのバンコクや近郊で(ひそかに)販売されているそうです。かなり危険なもののようなので(犬が3匹死亡)、使用しないようタイのオーヨー.(食品医薬品局)が呼びかけています。赤/黄色の箱が目印です。 https://t.co/UyjQGqDVdu
— Sripasa (@sripasaa) August 27, 2018
今回の記事では、このツイートで説明しきれなかった詳細について、掘り下げて見ていきたいと思います。
ツイートの元となった記事の詳細
日本語に翻訳の上、抜粋(一部要約+追記)
元記事:https://www.sanook.com/news/7489754/
・バンコク都の一部のエリア(バーンケー区、バーンボーン区、バーンクンティアン区)や県境付近、サムットサコーン県内のお店などで、『ゴジラ(GODZILLA/ก็อตซิลล่า)』という、ミャンマーから輸入された蚊取り線香が密かに販売されていることが判明。
・この蚊取り線香を購入したタイ人が使用したところ、飼っていた犬(チワワ)3匹が死亡。飼い主自身も煙を吸ったことで、吐き気、嘔吐、目まいといった症状が出たため、この蚊取り線香には、人体及び動物に対し有害な物質が含まれていると考えられる。
・パッケージは赤の箱で、商品名の『GODZILLA』以外は全てミャンマー語(ビルマ語)で書かれ、使用法についての記載はあるものの、製造場所についての記載はない。
・一箱に12巻入りで、20~25バーツで販売。
・紫色の蚊取り線香で、匂いは強い物の一般的な蚊取り線香に近いが、市場で販売されているものよりも蚊の殺傷能力が強い。そのため、タイ国内で既に多くの人が購入済み。
・タイの食品医薬品局(オーヨー. / FDA)は、2017年10月の時点で、この蚊取り線香『GODZILLA』について、食品医薬品局の認証を得ておらず違法であること、及び第3種危険物質(「Allethrinlsomers(アレスリン異性体)」「Heptafluthrin(ヘプタフルスリン or ヘプタフルトリン)」)の使用が確認されたとして、警告を出していた。
とのことです。
さいごに
この『GODZILLA』の蚊取り線香ですが、赤い箱のものが多いようですが、黄色い箱のものもあるようです。
どちらも、箱の上部に動物の目のような絵が描かれています。
どうぞ、くれぐれもご注意ください。