本記事では、タイ料理「トムヤムクン」の材料と作り方をご紹介します。
クリアースープのトムヤムクンと、クリーミーなタイプのトムヤムクンの2種類のレシピを載せています。
ぜひ作ってみてください。
2種類あるトムヤムクンの話は、別記事でご紹介しています。どうぞあわせてご覧ください。
2種類あるトムヤムクンと、トムヤムクンという言葉の意味、トムヤムクンに使う調味料の話
トムヤムクン(クリアースープ)ต้มยำกุ้งน้ำใส
材料(トムヤムクン(クリアースープ))
材料 |
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海老 150~200gぐらい ※シーフードミックスや鶏肉で代用してもOK |
豚ひき肉 50g ※なくてもOK ※シーフードの代わりに鶏肉を使う場合は入れない |
きのこ お好みで ※例えばシメジ・エリンギ各1パック、マッシュルーム4個 |
トマト 1個 |
タイしょうが 輪切りで6~8枚 ※乾燥の物でもOK(後述) |
こぶみかんの葉 2~3枚 ※乾燥の物でもOK(後述) |
レモングラス 2~3本 ※乾燥の物でもOK(後述) |
赤玉ねぎ 2~3個 ※なければ長ねぎで代用してもOK |
水 700ml |
マナオ(タイのレモン) 大さじ2.5~3 |
砂糖 大さじ3~3.5 |
ナンプラー 大さじ2 |
塩 小さじ1/2 ※最初は少なめに入れて、味を見て適宜調整する |
ナムプリックパオ 小さじ1/4 ※代わりに唐辛子を入れてもOK |
パクチー 1束 ※1束が多めのものは1/2束くらいで |
青ねぎ(小口切り) 飾り用 |
にんにく 1~2かけ ※みじん切りにして油で揚げてフライドガーリックにしておく。食べる時にかける |
作り方(トムヤムクン(クリアースープ))
(1) きのこ(鶏肉を使う場合は鶏肉も)を食べやすい大きさに切る。トマトはくし切りに。
(2) シーフードは洗っておく(生の海老を使う場合は下処理も)。
(3) タイしょうがは輪切りにする。レモングラスは根元を切り、残りを10cmくらいの長さに切る。こぶみかんの葉は半分にちぎっておく。
(4) 赤玉ねぎと唐辛子(お好みで)をみじん切りにする。
(5) パクチーは根の部分はみじん切りに、葉の部分(飾り)はざく切りにしておく。
(6) 水を鍋に入れて火にかける(中火)。
(7) 沸騰してきたら、タイしょうが・レモングラスを入れる。少し経ってからこぶみかんの葉を入れる。乾燥したものを使う場合は香りが出た時点で取り出す。
(8) 香りがしてきたら、具材を入れて更に火にかける。具材を入れる順番は、①海老(シーフード・鶏肉)・豚肉・赤玉ねぎ(長ねぎ)・パクチーの根の部分⇒②きのこ⇒③トマトの順。
(9) 具材に火が入ったところで調味料(ナムプリックパオ・砂糖・ナンプラー・マナオ・塩)で味付け。辛いのがお好きな方はここで唐辛子を入れてもよい。
(10) 味付けが決まったらお皿に取り、パクチー・青ねぎ・フライドガーリックを載せて、できあがり。
トムヤムクン(クリーミースープ)ต้มยำกุ้งน้ำข้น
材料(トムヤムクン(クリーミースープ)
材料 |
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海老 150~200gぐらい ※シーフードミックスや鶏肉で代用してもOK |
豚ひき肉 50g ※なくてもOK ※シーフードの代わりに鶏肉を使う場合は入れない |
きのこ お好みで ※例えばシメジ・エリンギ各1パック、マッシュルーム4個 |
トマト 1個 |
タイしょうが 輪切りで6~8枚 ※乾燥の物でもOK(後述) |
こぶみかんの葉 2~3枚 ※乾燥の物でもOK(後述) |
レモングラス 2~3本 ※乾燥の物でもOK(後述) |
赤玉ねぎ 2~3個 ※なければ長ねぎで代用してもOK |
水 600ml |
エバミルク(無糖練乳) 100ml ※水とエバミルクの割合は6:1で。 ※牛乳でも代用できますが、かなりあっさりした味になります。牛乳の場合は割合を増やして5:2くらいで。(水500mlに対し牛乳200ml) |
マナオ(タイのレモン) 大さじ2 ※酸っぱめが好きな方orトマトを入れない場合はあと大1/2くらい足してもOK |
砂糖 大さじ2.~2.5 |
ナンプラー 大さじ2 |
塩 小さじ1/2 ※最初は少なめに入れて、味を見て適宜調整する |
ナムプリックパオ 大さじ1 |
パクチー 1束 ※1束が多めのものは1/2束くらいで |
青ねぎ(小口切り) 飾り用 |
作り方(トムヤムクン(クリーミースープ))
(1) きのこ(鶏肉を使う場合は鶏肉も)を食べやすい大きさに切る。トマトはくし切りに。
(2) シーフードは洗っておく(生の海老を使う場合は下処理も)。
(3) タイしょうがは輪切りにする。レモングラスは根元を切り、残りを10cmくらいの長さに切る。こぶみかんの葉は半分にちぎっておく。
(4) 赤玉ねぎと唐辛子(お好みで)をみじん切りにする。
(5) パクチーは根の部分はみじん切りに、葉の部分(飾り)はざく切りにしておく。
(6) 水を鍋に入れて火にかける(中火)。
(7) 沸騰してきたら、タイしょうが・レモングラスを入れる。少し経ってからこぶみかんの葉を入れる。乾燥したものを使う場合は香りが出た時点で取り出す。
(8) 香りがしてきたら、具材を入れて更に火にかける。具材を入れる順番は、①海老(シーフード・鶏肉)・豚肉・赤玉ねぎ(長ねぎ)・パクチーの根の部分⇒②きのこ⇒③トマトの順。
(9) トマトを入れるタイミングでエバミルク(無糖練乳)も入れる。火は弱火。
(10) 具材に火が入ったところで調味料(ナムプリックパオ・砂糖・ナンプラー・マナオ・塩)で味付け。辛いのがお好きな方はここで唐辛子を入れてもよい。
(11) 味付けが決まったらお皿に取り、パクチー・青ねぎを載せて、できあがり。
材料についての補足
ハーブについて:乾燥しているものを使う場合
乾燥したハーブを使う場合、上記の分量であればこのくらい(↓)の量で十分香りが出ます。
取り出しやすいように、お茶パックに入れます。
この時、こぶみかんの葉は入れるタイミングが遅いので、レモングラス・タイしょうがとは分けて入れるといいです。
こんな感じで沸騰させると香りが出てきます。香りが十分出たところで取り出します。
エバミルク(無糖練乳)
ネスレの「Milkmaid(ミルクメイド)」というエバミルクを使用しています。普通のスーパーで手に入ります。
【ご参考】ネスレのエバミルク(170g)を使い切る場合の分量(5~6人前)
材料 |
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エバミルク 170g |
水 1000ml |
マナオ 大さじ3 |
砂糖 大さじ3.5 |
ナンプラー 大さじ3 |
塩 小さじ1/2強 |
ナムプリックパオ 大さじ1.5 |
※その他具材は、適当に増やす。ハーブはあれば多めに入れても良いし、なければ上記の分量のままでもOK |
※エバミルクについては別記事でもご紹介しています。