タイのこと

タイの国魚になることが決まった淡水魚『ベタ(プラー・ガット/闘魚)』とは?

iPhone6s外箱:ベタ・スプレンデンスの絵柄

こんにちは。Sripasa(@Sripasaa)です。

2019年さっぽろ雪まつりの国際雪像コンクールで優勝したタイ・チームの作品、「ベタ」。

正式には「ベタ・スプレンデンス」、別名「Siamese Fighting Fish」、タイ語名「プラー・ガット(・タイ)」という魚です。

この魚がタイの国魚になることが、2019年2月5日に閣議決定されました。

2019年1月22日にタイ国家文化委員会は「ベタ・スプレンデンス」を国魚にする案を内閣に提出することを承認。

それを受けて、本件の管轄である漁業局(農業・協同組合省傘下)が主体となり内閣へ提出。

2019年2月5日の閣議でベタ・スプレンデンスを国魚にすることが承認。

そんな注目の魚「ベタ」について、次の2点を見ていきます。

この記事で分かること
  • iPhoneの箱/壁紙の絵柄にもなった『ベタ・スプレンデンス』はどんな魚?
  • 『ベタ・スプレンデンス』がタイの国魚に推薦された3つの理由

では、はじめます。

iPhoneの箱/壁紙の絵柄になった魚『ベタ・スプレンデンス』とは?

ベタ・スプレンデンスBetta splendens)は、タイ語で「プラー・ガット・タイ/ปลากัดไทย/plaa kàt thai」と呼ばれる魚です。

ベタ属の魚の一種です。

ベタ属には50種ほどの魚が含まれ、「ベタ(Betta)」または「ベタ類」と総称します。

英名は「Betta splendens」の他に、Siamese Fighting FishSiamese Bettaと呼ばれることも。

和名は「闘魚トウギョ)」「シャム闘魚」です。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベタ

タイ日大辞典による『ปลากัด(プラー・ガット)』の説明

淡水魚。

6-7cmの小魚で赤味がかった黒紫色や青みがかった黒紫色。

タイ原産。

闘魚を楽しむために飼育する人が多く、かけ合わせて色んな品種がある。

一尾ずつ瓶に入れて飼う。

出所:タイ日大辞典 p143より一部抜粋の上、引用

  • 「闘魚をする」は、タイ語でกัดปลา
    ガット・プラー/kàt plaa)
  • 「国魚」は、タイ語でปลาประจำชาติ
    プラー・プラジャム・チャート/plaa pracam châat)
  • と言います。

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iPhone 6s / 6s Plusの箱・壁紙の絵柄になった『ベタ・スプレンデンス』

iPhone6s外箱:ベタ・スプレンデンスの絵柄

この『ベタ・スプレンデンス』ですが、

  • iPhone 6s/iPhone 6s Plusのパッケージ(外箱)の絵柄
  • iPhone 6s Plusの壁紙

に採用されたことでも、話題になりました。

タイ人写真家ウィサルット・アンカタワーニット(วิศรุต อังคทะวานิช/Visarute Angkatavanich)さんの作品です。

Sripasa
Sripasa
ため息が出るほどの美しさですよね。


『ベタ・スプレンデンス』がタイの国魚に推薦される3つの理由

iPhone6/6sの外箱:紫の丸い花「ヒゴタイ」とベタ・スプレンデンスの絵柄iPhone6/6sの外箱:紫の丸い花「ヒゴタイ」とベタ・スプレンデンスの絵柄

『ベタ・スプレンデンス』がタイの国魚にふさわしい理由①:文化・歴史的観点

「ベタ・スプレンデンス」は、タイ文学作品とタイの歴史に100年以上登場してきました。

また、2013年には、タイ文化省が「ベタ・スプレンデンス」を国の無形文化遺産に登録することを発表。

これは、「ベタ・スプレンデンス」の永続的活用と保護のための天然資源管理が目的です。

『ベタ・スプレンデンス』がタイの国魚にふさわしい理由②:「Siamese Fighting Fish」という名前

「Siamese Fighting Fish(シャム闘魚)」という名称は、歴史に登場する名前であるということが、水生動物学者の間でも認められている話です。

「ベタ・スプレンデンス」はチャオプラヤー川で見られるという情報もあります。

『ベタ・スプレンデンス』がタイの国魚にふさわしい理由③:経済的観点

これまで、「ベタ・スプレンデンス」は、闘魚を行うために飼育されていました。

現在は流れが変わり、趣味や仕事で、ベタ・スプレンデンスの継承・成長競争・品種改良を行うことを目的として、飼育されています。

「ベタ・スプレンデンス」がタイの国魚に指定されれば、品種維持はもちろん、さらなる飼育促進、品種育成・改良につながります。

結果として、商業的な取引が活性化し、経済的価値が期待されます。

加えて、タイの水産の象徴として、タイらしさを示すとともに、様々な商品のシンボルとしても使用できます。

現時点での、ベタ・スプレンデンスの経済効果は、タイ全体で年間10億バーツ(約34億円)とされています。

輸出が好調であること、今後の更なる品種改良などを踏まえ、今後は30億バーツ(約102億円)とする目標を掲げています。

輸出先としての主な市場は、中国、アメリカ、シンガポールとのこと。



さいごに

「ベタ」がタイの国魚になることが閣議決定されたタイミングと、さっぽろ雪まつりでのタイチームの雪像作品「ベタ」が優勝したタイミングが重なったのは、偶然とはいえタイの方にとっては嬉しいニュースかと思います。

経済面でも期待されているようですので、今後も注目していきたいです。

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出所

http://www.bangkokbiznews.com/news/detail/824891

http://news.thaipbs.or.th/content/276435

https://news.thaipbs.or.th/content/267970

https://www.marketingoops.com/news/siamese-fighting-fish-iphone6s/