こんにちは。Sripasa(@Sripasaa)です。
今回の記事では、先日ツイートしたこちらの内容を掘り下げてみていきます。
2018年11月5日付で、タイのニュース番組の中で放送された、スーツケースの盗難事件に関してです。
高級スーツケース盗難事件の概要【バンコク・スワンナプーム空港】
タイのスワンナプーム空港の荷物受け取りレーンで、他の乗客のスーツケースを盗んだとして、中国人の男女(夫婦で、1人は中華系カナダ人)が逮捕されました。
闇市場での販売が盗難の目的で、有名ブランドの高級スーツケースが狙われていました。
この逮捕された男女は、余罪もあり、バンコク中心部の滞在先(ラーチャテーヴィーエリア)を捜索した結果、全部で25万バーツ相当の盗品が出てきました。
出国しようとしていたところを逮捕されたとのこと。
タイへの入国も、この荷物受取レーンでの盗難が目的だったそうです。
スーツケース盗難事件の手口
驚くべきは、盗難の場所です。
それは、こちらの動画にある通り、荷物の受取レーンでの被害でした。
日本の国際線もそうですが、預け入れた荷物を受取レーンで受け取った後に、荷物が本当に自分のものかどうかを第三者がチェックする仕組みがないんですよね。
その点を突いた事件です。
バンコクは、国際線の場合、空港に到着後、
- 入国審査
↓ - 荷物受取
↓ - 税関検査
↓ - 到着ロビー
という流れで進んでいきます。
最近は①の入国審査に時間がかかるケースが多いため(2018年8月にバンコクを訪れた際は、50分近くかかりました)、②の荷物受取にたどり着く頃には、既にスーツケースが荷物レーンに全て到着済みで、スーツケースが溢れてレーンが止まっていたり、スーツケースがレーンの近くに並べてあることもあります。
本来なら、レーンが動き始める段階では、自分が既に受取レーンに到着していて、荷物が運ばれてきたらすぐに取る、というのがベストなのでしょうが、先の事情からそうもいきません。
被害に遭ったスーツケース
今回は転売目的だったためか、RIMOWA/リモワなどの高級スーツケースが狙われたようです。
動画内に掲載されていた画像を見ると、リモワの中でも状態の良いきれいなスーツケース(ステンレス素材のもの、軽量タイプ(紫色のもの)など)が選ばれていました。
空港でのスーツケース盗難事件の対策
海外旅行ですと、手荷物だけで済まないですし、正直対策のしようもないのですが、できることがあるとすれば以下の3点だと思います(3点目は2023年4月に追記)。
- 預け入れる荷物(スーツケース)に、貴重品は絶対に入れない
- できるだけ、購入したばかりのきれいな高級スーツケースでは行かない
- 追跡できるようにAirTagなどをスーツケースに入れておく
最近だと、コロナ禍〜後の混乱でスーツケースがロストバゲージするケースなどもありますし、AirTagなどを入れて、スーツケースを追跡できるようにしておくのも良いかなと思っています(2023年4月追記)。
本記事は以上になります。
ここまでお読みくださり有難うございます。
出所:Thai PBS(https://twitter.com/ThaiPBS/status/1059286992247238657)
※私の古いリモワの話はこちらにもまとめています。
修理して使っているという話です。
ご興味ある方がいらっしゃればぜひあわせてお読みください。