本記事では、友人からいただいた以下の質問にお答えしていきます。
実用タイ語検定準2級は、Intensive Thaiだと、どのくらいのレベルに相当するのでしょうか?
途中から入る場合、どのレベルから入ったら良いか、検討しています。
また、チュラ大のコースに通うメリットを教えてください。
[実用タイ語検定 vs インテンシブ・タイ]
・タイ語検定準2級は、Intensive Thaiのどのレベルに相当するのか
[インテンシブ・タイ関連]
・チュラ大のタイ語コースに通うメリットは何か
・レベルの途中からのコースへの入り方
・2012年以降のコース変更について
現在は『Intensive Thai』のオンラインコースが開講されています。
チュラロンコン大学の公式サイト(こちら)から詳細をご確認いただけます。
実用タイ語検定準2級は、Intensive Thaiのどのレベルに相当するのか?
実用タイ語検定準2級のレベルは、インテンシブ・タイだと、中級後半(「Intermediate 2~3」、現在のコースの「TH 5か6」)に相当するのではないかと思います。
私はIntermediate 3まで受講した状態で、実用タイ語検定準2級を受験して合格しました。
ご自身が、今現在タイ語検定のどの級くらいのレベルにいるかは、市販の『実用タイ語検定試験過去問(準2級)』でレベルを測ってみてはいかがでしょうか。
また、実用タイ語検定準2級合格に向けた対策については、以下の記事で纏めていますので、宜しければご覧ください。
独学で『実用タイ語検定試験』準2級に合格するために必要な3つのこと【勉強法】
チュラ大のタイ語コースに通うメリットとは?
私自身の感想としては、チュラ大のタイ語コース(インテンシブ・タイ)に通うメリットは沢山ありました。
その中でも、一番大きなメリットとして挙げられるのが、プレゼンをすることで人前でタイ語を話す際の度胸や、正しい話し方が身についたことだと思います。
読み書きは独学でも可能ですし、他のタイ語学校でも学べます。
ですが、皆の前でちゃんと話す訓練、その話し方について指摘をしてもらう機会、というのは、なかなかないと思うのです。
特にレベルが上がって行けばいくほど、周りからは「タイ語が上手ですね」と言われ、指摘をされる機会が減っていくので、ちゃんと指摘をしてくれる人(先生)の存在はとても大切だと思います。
【体験談】チュラロンコン大学外国人向けタイ語コース[インテンシブタイ]レベル別学習内容
【インテンシブ・タイ】レベルの途中からの、コースへの入り方
チュラロンコン大学タイ語コース『Intensive Thai』は、途中(TH 2~TH 9)から入る場合は、「Placement Test」という試験を受けることになっています。
試験内容は、私が学習していた頃は、下から上がってきている人と同じ試験を受けることに加えて、簡単な面談のようなものがありました。
(通常、コースの最終日に試験があり、一定割合(私の頃は6割)取れないと、上のコースに上がれないことになっていました。)
自分で適切なコースを選択するのが難しい場合は、その試験を通して逆に先生方にレベルを測ってもらう、という方法もあるかと思います。
2012年以降の『Intensive Thai』コース変更に関する補足
2012年頃にIntensive Thai Programの各コースの名称や内容が一部変わりました。
全部で9コースあるというのは変わりませんが、名称が「Basic 1~3/ Intermediate 1~3 / Advance 1~3」から、「TH 1~TH 9」へと変更となりました。
Basic 1~Intermediate 3までは、それぞれTH 1~TH 6に相当します。
Advanceに関しては仕組みが変わって、現在は必ずしもTH 7→TH 8→TH 9と、順番に進級していく必要がなくなりました。
大きなテーマ毎(TH 7はLanguage、TH 8はSociety、TH 9はCulture)に分かれていて、受講のタイミングで順番が変わるとのこと。
2015年に現役の先生に聞いた話では、「Advance1~3」と「TH 7~9」を比べた場合、全体のレベル感は変わっていないとのことでした。
1日の学習時間も変更となっています。
それまでは1日4時間(10~12時+13~15時)だったのですが、現在は午前(9:00~12:00)または午後(13:00~16:00)の3時間で、TH 1~3は午前、TH 4~6&TH 7~9は午後となっています。
1日の学習時間が減った分、1コースにかかる日数が5週間から6週間に増えています。
さいごに
私がチュラロンコン大学の外国人向けタイ語コース(Intensive Thai Program)を受講していたのは、2010年から2012年の間です。
今とは仕組みが変わっている部分もありますが、体験談として纏めていますので、宜しければご覧ください。