先日、東京都にある鮫洲運転免許試験場で、免許証の更新をしてきました。
本来の更新月(私の誕生日)は数か月先なのですが、その期間は海外にいて更新できないことが判明。
更新連絡ハガキが手元に来ていないタイミングでしたが、失効させたくなくて事前に更新しておくことにしたのです。
再試験を受けることなく再取得はできましたが、免許保有期間の引き継ぎができず、ゼロからのカウントとなってしまいました。
そのため、本来であれば優良運転者(ゴールド)になるタイミングだったものが、一般運転者のままとなってしまいました(ペーパードライバーなのに…)。
更新時の講習も、優良(ゴールド)の方と比べ長くなってしまうので、海外滞在という理由があっても、免許証を6ヶ月超失効させることはおすすめしません。
その際に職員の方とやり取りしたことや、伺ったことを纏めておきます。
- 海外旅行・海外赴任(転勤)・海外引越の前に免許証を更新する際に必要なもの
- 海外赴任中の免許証の住所変更の方法
なお、いずれも東京都(警視庁)のケースです。
他県の場合は、扱いが異なることが考えられますので、その点ご了承ください。
では、はじめます。
海外旅行・海外赴任(転勤)・海外引越で、更新期間前に免許証を更新する際に必要なもの
- パスポート
- (航空券)
私の場合は、パスポートと片道航空券(eチケット控え)を持って行きました。
更新連絡ハガキは手元になかったので、持参しませんでした。
職員の方からパスポートを出すように提示された際に、併せて航空券も見せました。
パスポートも、(私の見落としでなければ)番号などをメモすることなく写真のページを見るだけ。
こちらから提示した航空券も「へ~、〇〇〇(国名)ね」とサラッと見ただけでした。
ただしパスポートだけではその期間、海外にいることの証明にはならないので、形式的な手続きのようにも感じました。
ですが、少なくとも
「パスポートがある=(パスポートが無い状態と比較して)海外渡航する準備をしている」
ことは確認できますので、それで提示させているのかなぁ、と私個人的には理解しました。
航空券は無くても良さそうでした。(提示しなければ、見せてと言われなかったかも…?という印象です。

免許更新日から誕生日までが1年と計算されてしまうので、期日前更新を行うと、通常よりも1年短い更新となってしまいます。
(場合によってはゴールドになるはずが一年足りずゴールドになれない…なんてことも(実体験))
海外旅行、出産等の理由による更新期間前の更新手続に必要なもの
<海外旅行の方>
パスポート等、更新期間中に海外に出国するため手続ができないことを証明するもの出所:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/menkyo/koshin/koshin/koshin06.html
海外赴任中の免許証の住所変更方法|「一時帰国証明書」の提出

続いて、海外赴任中の免許証の更新手続きについて。
既に住民票を抜いていて住所が日本国内にないため、東京に住んでいる人に「証明人」になってもらい手続きを行う方法があります。
具体的には、「一時帰国証明書」の指定欄に「証明人」の方に名前・住所・連絡先を書いてもらい(+捺印)、「証明人」の氏名・住所が確認できるものをあわせて提出します。
誰が「証明人」になれるのか?
親、兄弟などの身内の他、友達など、東京に住んでいる人であれば誰でもOK。
勤務先が東京都にあれば、会社でもOKとのことでした。
証明人の「氏名・住所が確認できるもの」とは?
免許証。
免許証を持っていない場合は、保険証でOK。
ただし、保険証に住所が書かれていない場合、裏に住所を手書きで書いてもらってくださいとのことでした。
なお、「証明人」は、申請者本人と一緒に免許試験場に来る必要はなく、証明人の「氏名・住所が確認できるもの(免許証や保険証等)」のコピー(裏面がある場合は表裏両面)を持参すれば、申請者本人のみの来館で手続きが可能です。
「一時帰国証明書」は警視庁のホームページに掲載されています。
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/koshin/shikko/shikko04.files/kikoku.pdf
さいごに|海外赴任時の運転免許証の期日前更新に必要なものと、住所の変更方法

私の実体験をもとに、海外へ赴任(または旅行・引越・転勤)する際の、運転免許証の期日前更新時に必要なものと、住所の変更方法の一例について見てきました。
免許証を失効させると面倒です。
海外在住者といえど、6ヶ月を超えて免許証を失効させると本当に大変なので、できるだけ事前にできることはしておきましょう。
今回ご紹介した、
- 免許証の期日前更新
- 免許証の住所変更(一時帰国時)
このどちらか、または両方とも行っておけば、海外赴任(滞在)中に免許証を失効させるリスクは格段に低くなると思います。
もう一度言います。
免許証を失効させると大変です。
私自身とても苦労したので、これから海外へ行かれる方は、出国前・一時帰国中はお忙しいでしょうが、ぜひ免許試験場へ足を運ぶ時間を確保して、期日前更新 or 住所変更手続きを、免許が失効する前に行っていただきたいと思います。
以上、Sripasa(@Sripasaa)でした。
一時帰国の際は、調べものや家族・友人とのやり取り等で、ネットに接続したくなるため、ルーターが手元にあると何かとスムーズなんですよね。
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