こんにちは。Sripasa(@Sripasaa)です。
海外旅行に行ったら、免税でお得に買い物したいですよね。
2018年8月にタイ/バンコクでiPad Proを購入しました。
為替レートやVATの還付も合算して、最終的に果たしてお得だったのかどうか、検証してみたいと思います。
結果だけ見せて!という方は、目次の『結論』をクリックしていただけると、途中を飛ばして読むことが可能です。
その際の免税手続きを通して気になった、「免税手続きの際に気をつけた方が良い点」も併せて載せています。
では、見ていきましょう。
iPad Proの使い心地については、以下のページでレビューしています。
【徹底レビュー】iPad Proでできること(10.5 +ペンシル、キーボード)【2018年8月から使用】
タイ/バンコクでiPad Pro(アイパッド プロ)を買う

今回は、バンコクのデパートCentral Embassy(セントラルエンバシー)に入っているiStudioで、以下のものを購入しました。
- iPad Pro 256GB Wifi+Cellular 10.5インチ Gray(縁が黒のもの)
- Smart keyboard(タイ文字仕様)
- Apple Pencil
- Leather Sleeve(カバー)
- 保護フィルム
現在、タイ国内にApple Storeはありません。
(2018年8月時点。2018年後半または2019年にApple Sroreがタイにオープンする予定とのこと。)
⇒2018年11月10日にApple Storeがオープン。
タイ初のアップルストア『Apple Iconsiam』が2018年11月10日にバンコクの「アイコン・サイアム」にオープン
そのため、正規の代理店がApple製品を販売していますが、その販売代理店は5店あります(それぞれ支店あり)。
・Studio7(旧「iStudio by Comseven」:店舗数が一番多いのが、こちらのようです。
・Uficon
・Copperwired
・SPVi
・Graphicscan
※Studio7以外は、それぞれ前に「iStudio by…」と、代理店名の前に「iStudio by」がつく表現が一般的です。
参考URL:
https://brandinside.asia/comseven-istudio-to-studio7/
https://www.macthai.com/2018/05/11/rumors-apple-store-thailand-at-central-world-pathumwan/
私が今回購入したのは、「iStudio by Copperwired」という代理店でした。
iPad Pro(アイパッド プロ)を購入するに至った理由
現在使用しているiPad/アイパッド(第4世代)が、購入してから5年経過し、充電の「持ち」が悪くなってきたのと、重いのがネックになっていました。
これまでは、自宅でネットや動画を見るのが主な用途だったのですが、PCの代わりに仕事用に外に持ち出したいというニーズが出てきたので、次にipadを買うなら、タイ文字のキーボードも一緒に購入したいと思っていました。
そんなタイミングで、ちょうどタイへ行く予定があったため、今回iPad Proを購入することにしたのです。
せっかくなら…と気になっていたApple Pencilも購入。
店員さんに「カバーがないから、一緒に買った方がいいよ」と言われ、革のカバーも購入。
タイでは、お店で保護フィルムを買うと、お願いすれば店員さんに貼ってもらえるので、フィルムも一緒に購入。
結果として、5点購入することになりました。
タイと日本のiPad Pro(アイパッド プロ)の販売価格を比較
明細 | 金額(バーツ建) (税込) | 金額(円建) (税込バーツ建×3.4119) | 【参考】 日本での販売価格 (税込) |
①ipad pro本体 | 34,900バーツ | 119,075円 | 109,944円 |
②キーボード | 5,900バーツ | 20,130円 | 19,224円 |
③ペン | 3,400バーツ | 11,600円 | 11,664円 |
④カバー | 5,700バーツ | 19,448円 | 17,064円 |
⑤フィルム | 1,290バーツ | 4,401円 | 4,298円 |
合計 | 51,190バーツ | 174,654円 | 162,194円 |
保護フィルムは、同じものは販売していないようでしたので、類似商品の価格で比較しております。
為替レート(@3.4119)は、実際の支払い時のレートを用いています。
還付されるVATの金額と結論
還付される税金はいくら?
タイの「税込みバーツ金額」には、7%のVAT(付加価値税、日本の消費税に相当)が含まれています。
所定の免税手続きを踏むことで、5%くらい返金されます。
今回は、総額51,190バーツに含まれるVAT 7%(3,348.88バーツ)のうち、約5.7%に相当する2,710.00バーツ(9,246円)が現金で返金されました。
購入金額から返金された金額を差し引き、iPad Proを購入するのに実際にかかった金額を算出すると、
174,654円-9,246円=165,408円
となりました。
結論
165,408円が、ipad pro購入にかかった実額です。
そして、日本で販売されている価格(162,194円)と比較すると、
【タイ】165,408円>【日本】162,194円
→△3,214円
消費税8%を含めても、日本で購入した方が3千円ほど安くなることが分かりました。。。
為替がもう少し円高にならない限り、タイでのお買い物はお得にはならなさそうです。
今回のこの件について計算してみたところ、為替が1バーツ3.33円よりも安ければ(=円高であれば)、お得に買えたようです。
タイでiPhone(アイフォン)/iPad(アイパッド)を買うメリット(価格以外)

恨み節に聞こえるかもしれませんが、お得には買えなかったものの、私個人的には、タイでipadを購入するメリットがありました。
- simフリー
- タイ文字仕様のキーボードを買える
- タイで購入したアイフォンやアイパッドは、写真を撮るときにシャッター音が出ない
- 店舗が広々していて、心ゆくまで見たり、試したりできる
- お願いすれば、店員さんに保護フィルムを貼ってもらえる
(自分だと不器用で上手く貼れないので、お店の方に貼ってもらうに限ります!)
特に、①と②は必須条件だったのと、⑤も意外にポイントが高かったので、私的には満足なお買い物でした。
が、あえて言うとすれば、本体とキーボード、フィルム以外の付属品は、金銭的なメリットがないのであれば日本で購入しても良かったな、と感じました。

タイ/バンコクで免税手続きを行う際の注意事項「これだけはチェックを忘れずに!」

免税手続きを行う際は、まず初めに購入した店舗で免税書類を作成してもらうのですが、レシートにパスポート番号や氏名を入力します。
勿論、この入力作業は店員さんが行うのですが、入力が間違っていることが割とあります。。。
今回も、支払い後にレシートと免税書類を見たら、免税書類の記載は正しいのに、レシートに入力した私の氏名が間違っていました。
さすがに名前が間違っている場合、VATを還付してもらえない可能性が出てくると思い、レシートの再発行をお願いしました。
(一からやり直したからなのか、かなり時間がかかりました…)
免税手続きをされる方は、タイプされたもの(手書きのものも含めて)が正しく入力・記載されているか、レシートと免税書類を受け取った際に必ずチェックされることをおすすめします。
さいごに
海外でのお買い物は、為替レートの影響が大きいですね。レート次第では、わざわざ海外で購入する必要性のないものは、日本で買うというのも一つの手かと思います。
そして、免税手続きの際は、くれぐれも自身でのチェックも怠らないようにお願いしたいと思います(タイではわりとこういうことがありますので…)。