先日ネットフリックスで視聴したタイドラマ『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜(รักล้นพุง / ラック・ロン・プン)』が面白かったのでご紹介します。
- タイドラマ『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』の
ー概要
ーあらすじ(ネタバレ含みます)
ー見どころ - このドラマがおすすめの人とそうではない人
では、はじめます。
タイドラマ『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』の概要・あらすじ・見どころ
タイドラマ『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』の概要・あらすじ・見どころをご紹介します。
ドラマ『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』の概要
タイドラマ タイトル (タイ語) | 『Let’s Eat รักล้นพุง』 |
---|---|
タイドラマ 邦題 | 『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』 |
タイドラマ 『Let’s Eat』 放送時期 話数・時間 | 2021年放送 全16話 (1話約60分) |
タイドラマ 『Let’s Eat』 Netflixリンク | https://www.netflix.com/jp/title/81415945 |
タイドラマ 『Let’s Eat』 Netflixでの 音声・字幕 | 音声:タイ語のみ 字幕:日本語、英語、タイ語、他 |
【参考】 原作 (韓国ドラマ) 邦題 | 『ゴハン行こうよ』 |
本ドラマは韓国ドラマ『ゴハン行こうよ』のリメイク作品です。
※韓国ドラマをリメイクして制作されたタイドラマは他にもあり、Netflixで日本語字幕つきで視聴可能な作品について、こちらでご紹介しています。
ドラマのあらすじ(ネタバレを含みます)
タイのホアヒン(หัวหิน/HUA HIN)が舞台のドラマです。
ホアヒンは、バンコクの南西(車で約2時間半)のところに位置するタイのリゾートです(プラチュアップキリカン県/จังหวัดประจวบคีรีขันธ์)。
ドラマの主人公、ミアオ(เหมียว)はライター・作家。
保険外交員のトーイ(ทอย)がミアオの隣の部屋に引っ越してくるところから物語が始まる。
ミアオは、ホアヒンの広報部に勤めるパンテープ(ปานเทพ)に好意を寄せているが、彼は部署でも人気があり、お金持ちで地位もあってミアオとは違う世界の人間。
ミアオは子供〜大学生くらいまでとても太っていて、からかわれたり辛い経験をしてきた。そのため、二度とその頃に戻りたくないと、美味しい食べ物の誘惑に負けないよう、食事制限や運動を頑張っている。
実はミアオとトーイは小学校の同級生で久しぶりの再会であった。
小学生の頃、太っていてよくからかわれていたミアオのことを助けてあげていたトーイ。
そんなトーイに子供ながらに好意を寄せていたミアオ。
だがある日、実はトーイがミアオに優しかったのは、カノムパン・サンカヤー(ขนมปังสังขยา/タイ風のカスタードクリームをつけた食パン)のお店を営む母親のために、たくさん食べる(=たくさん買ってくれる)ミアオをお店に連れて行って大量のカノムパン・サンカヤーを食べさせていたことを知ってしまう。
そのミアオとトーイが大人になって再会したものの、当然ながら最初は特にミアオはトーイに対して良い思いを抱いていない。
だが、トーイは持ち前の(保険外交員ならではの)人当たりの良さを発揮して、ミアオが好意を寄せるパンテープとも仲良くなっていく。
ミアオは、自分とパンテープの仲を取り持ってもらうことをトーイにお願いする。
これが成功しミアオとパンテープは付き合うことに。
一方で、ミアオへの想いを抑えきれなくなっていくトーイは、自分の気持ちに嘘をつけなくなる。
ミアオのことを忘れるために、自分にも彼女ができたと嘘をつくトーイ。
それを知ったミアオは、パンテープという自分にとっての王子様が彼氏になったにもかかわらず、動揺してしまう。
トーイは、自分のミアオへの想いを断ち切るためバンコクへ引っ越すことに。
突然の別れを知ったミアオは悲しみに暮れる。
ミアオも実はトーイのことが好きなことにパンテープも気づいてしまい、二人は別れることに。
パンテープは二人の仲をお膳立てしようとミアオとトーイを会わせる機会を作り、トーイがミアオに告白しハッピーエンドで物語が終わる。
ドラマの見どころ
食事のシーン(美味しそうな料理)
メインのストーリーは、あらすじの中で述べた三角関係を含むラブストーリーなのですが、ドラマのタイトル『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜』にもあるとおり、ストーリーの中で重要な要素となるのが「料理」です。
とにかく出てくる料理が美味しそうなのと、美味しそうに食べるんですよね、皆さん。
外食もおうちご飯もあり、タイ料理(シーフード料理、麺料理、お粥など)から、中華、和食(刺身やしゃぶしゃぶ)、インド料理、インスタントラーメンやお菓子に至るまで、さまざまな料理がさまざまなシーンで登場します。
特に主人公のトーイは食にこだわりがあって、なんでも美味しく、そして美味しそうに食べるのでこっちも食べたくなってお腹が空いてくるんですよね。
カオパット・プー(カニ入りチャーハン)にマナオ(ライム)をしぼるかどうかで揉めるシーンが出てきます。
熱々のカオパットにマナオをしぼると味が落ちてしまうと主張するミアオに対し、カオパットはもうそこまで熱くないし爽やかさがほしいからマナオをしぼりたいというトーイ。
(結局、おばあちゃんの一声でマナオをしぼることになった)
日本でも唐揚げにレモンをしぼるかどうか意見が分かれるのとちょっと似てるのかなぁ、なんて思いながら観ていました。
ドラマに出てきたトーイのセリフで印象的だったものをご紹介します。
เรื่องกินเนี่ย เราต้องเต็มที่นะ
『Let’s Eat 〜ゴハン行こうよ〜(รักล้นพุง)』EP.6より
(ルアン(グ) キン ニア ラオ トン(グ) テムティー ナ)
「食事には手を抜くな」
これは、カップラーメンを食べようとするコンビニアルバイトの子に向かってトーイが言ったセリフです。
直訳に近い形で訳すと「食事については、我々は全力をつくさなければならないんだ」です。
私自身も、せっかく食べるのであれば美味しく(美味しいものを)食べたいと思っている(ここ最近特にそう思うようになった)ので、「そうだよなぁ」とトーイの意見に同意しながら観ていました。
人間味のある魅力的な登場人物
主人公のミアオとトーイが住むアパートには、大家さん一家含め、他にも住んでいる方がいます。
そこはまるでシェアハウスのようになっていて、年齢や性別もバラバラの方が同じアパートの中で暮らしているのですが、登場する人物それぞれにドラマがあって、みんな悩みや悲しいことを抱えながらも、前向きに生きているんですよね。
ドラマ全体が持つ明るい雰囲気で楽しませてもらいながらも、最終回でホロっときてしまうこともあったりして、でもハッピーエンドで終わり最終回視聴後にとても温かい気持ちになる、そんなドラマだと感じました。
皆さん(登場人物)のその後が気になるので、ぜひ続編を観たいところです。
ドラマ『Let’s Eat』はこんな方におすすめ
このドラマを特におすすめしたい方と、逆にこのドラマはおすすめではない方を挙げてみます。
ドラマ『Let’s Eat』がおすすめの方
このドラマは、こんな方におすすめです。
タイの街並みや景色をドラマを通して楽しみたい方
タイ料理が好きな方
→ネトフリなら、日本語字幕・タイ語字幕があるので、タイ語を勉強されている方のリスニング教材にも良さそう
→ゆるっとした空気感や、ホアヒンの街並みや海(正確にはタイ湾)沿いの景色も楽しめる
→タイ好き・タイ料理好きの方も楽しめるドラマ
ドラマ『Let’s Eat』がおすすめではない方
日常生活を描いたドラマよりも、刺激のあるドラマ(例えば犯罪捜査系のドラマ)が好きな方
→このドラマは良くも悪くものんびりとしたドラマで、ドラマ全体の視聴時間も長いため(全16話で約16時間)、ストーリーがテンポよく進んで欲しい方だと途中で飽きてしまうかもしれません
→タイ人の日常生活をベースに、恋愛模様や料理のシーンなど加えたドラマのため、刺激のある内容を求める方には物足りなく感じるかもしれません
VOICE』がおすすめです
こういった方には、犯罪捜査系のタイドラマ『さいごに|タイドラマ『Let’s Eat』は面白い
本記事では、ネットフリックスで視聴可能なタイドラマ『Let’s Eat』についてご紹介しました。
音声はタイ語のみになりますが、ネトフリであれば日本語字幕付きで視聴可能なので、ネトフリに加入されていてタイドラマやタイ料理に興味のある方にはぜひ見ていただきたい、おすすめのドラマです。
本記事は以上になります。
日本国外にお住まいの方が日本語字幕を入れる場合、設定によってはプロフィール管理画面で言語を「日本語」に変更する必要があります。
「Netflixでの言語(日本語字幕)設定方法」の中で詳しくお話ししています。
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