本記事では、タイのドラマ『ลิขิตรัก(リキットラック/The Crown Princess)』をご紹介します。
タイドラマ『リキットラック』の
- 概要
- 登場人物
- あらすじ
- 見どころ
では、はじめます。
タイドラマ『リキットラック/The Crown Princess』概要
『The Crown Princess』概要
ドラマタイトル | 『リキットラック』 (ลิขิตรัก/líkhìtrák) |
---|---|
ドラマタイトル (英語) |
『The Crown Princess』 |
TVチャンネル | チャンネル3 |
放送時期 | 放送時期:2018年5月~2018年6月(全12話(*)) 第1話:2018年5月14日(月) 最終回:2018年6月19日(火) (*)YouTube/Netflixは全13話構成 |
「2018年「タイドラマ」人気ランキングTOP7」にもランクインしたドラマです。
ドラマタイトル『ลิขิตรัก/リキットラック』の意味
本ドラマのタイトル『ลิขิตรัก/líkhìtrák/リキットラック』の意味を調べてみました。
(líkhìtrák) ลิขิตรัก/リキットラック
≒ พรหมลิขิต(phromma-líkhìt)
:(梵天(ブラフマー神)が書いた)運命、宿命
≒ โชคชะตาเรื่องความรัก(chôok-chataa rɨ̂aŋ khwaamrák)
:愛(について)の運命
なお、「ลิขิต(リキット/líkhìt)」という単語には、「書く(เขียน/khǐan)、定める(กำหนด/kamnòt)」という意味があります。
サンスクリット・パーリ語の「likhita(刻まれた、書かれた)(※動詞「likh(書く)」の過去分詞)」がその語源です。
(出所(パーリ語):パーリ語辞典 p276)
タイのNetflixでもドラマ『リキットラック』が視聴可能に
2020年は5月から、ネットフリックスでも本ドラマが視聴可能となっています。
(おそらくタイ国内のみ)
อะแฮ่มม ถึงเวลาย้อนดูรอบที่สามร้อยยี่สิบแปดกันแล้วนะครับ :p เพราะ #ลิขิตรัก มีให้ดูใน Netflix แล้วน้าา อินแบบภาพคมๆ จัดเต็มไปเลย 13 ตอนรวด
/ไหนใครได้รูปหน้าปกแบบไหนบ้าง แคปมาให้ดูหน่อยฮะ 🙂#มาใหม่ในNetflix pic.twitter.com/XmaPJ1hdmJ
— Netflixth (@netflixth) May 11, 2020
タイ語(・英語)の字幕を付けられますので、タイにお住まいの方でネトフリを利用されている方は、YouTubeよりもネトフリで視聴されることをおすすめします。
※リンクはタイ国内でのみ有効です。
(タイ以外の国からはリンク先が開きませんのでご注意ください)
登場人物|タイドラマ『リキットラック/The Crown Princess』
このドラマは、タイで人気の高い俳優2人が主演を務めていることでも有名です。
主演俳優(男性)|ナデート・クギミヤ
- 名前:
ナデート・クギミヤ
(Nadech Kugimiya/ณเดชน์ คูกิมิยะ) - 本ドラマでの役名:
ダウィン海軍少佐
(Dawin/นาวาตรีดวิน)
※「นาวาตรี(naawaa-trii)」で「海軍少佐」の意 - 本ドラマでの呼び名:
ผู้พันดวิน(プー・パン・ダウィン)またはผู้พัน(プー・パン)
※「ผู้(กอง)พัน(phûu(kɔɔŋ)phan)」で「大隊長」の意 - 本ドラマでの役どころ:
海軍所属で主に要人警護の任務を負う。
ハリソース王国のヘンリー王の依頼を受け、ヘンリー王の孫で王位継承順位第1位のアリス王女を警護することに。
主演女優|ウラッサヤー セパーバン
- 名前:
本名:ウラッサヤー セパーバン
(Urassaya Sperbund/อุรัสยา เสปอร์บันด์) - ニックネーム:
ヤーヤー(Yaya/ญาญ่า) - ドラマでの役名:
アリス王女(Princess Alice/เจ้าหญิงอลิซ) - ドラマでの役どころ:
ハリソース王国の王女で、王位継承順位第1位。
命を狙われている。
主人公2人は、2018年の世界で最もハンサムな/美しい顔100人に選ばれています。
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その他の主な登場人物
ケイト王女|アリス王女の従姉妹
アラン王子|アリス王女の従姉弟
登場人物の系図|タイドラマ『The Crown princess』
本ドラマには、「ハリソース(Hrysos)」という王国が登場します。
そのハリソース王家の方々の系図がありましたのでご紹介します。
関係性については、次章の「ドラマのあらすじ」の中で詳しくご紹介しています。
それぞれの関係性がかなりややこしいため、この系図をお手元に用意して「あらすじ」を読んでいただいたほうが、混乱せずにご理解いただけるのではないかと思います。
『リキットラック/The Crown Princess』あらすじと見どころ
ドラマのあらすじ
ハリソース(Hrysos)王国は、絶対君主制を採用する小国。
現在はヘンリー王により統治されている。
時代設定は「現代」(歴史ドラマではない)
ヘンリー王には、息子が2人。アンドレ王子とチャールズ王子(アンドレが兄、チャールズが弟)。
アリス王女の父親であるチャールズ王子は既に他界している。
平民の出だったアリス王女の母ナタリーの死から2年後、チャールズ王子はモナ妃と結婚する(チャールズ王子は再婚)。
その後ほどなくして、チャールズ王子は事故死。
アンドレ王子の最初の妻はアンナ王女。アンナ王女との子供がケイト王女で、アリス王女の従姉妹にあたる。
アンナ王女の死去後、アンドレ王子が(義妹にあたる)モナ妃と付き合っているという噂が広がる。
チャールズ王子の死去後、アンドレ王子とモナ妃は結婚(二人とも再婚)。
二人の子供がアラン王子。アラン王子もアリス王女の従姉弟にあたる。
アンドレ王子、モナ妃、アラン王子は国民に人気がない。
そのためヘンリー王は、アリス王女を王位継承順位第1位とした。
(本来なら、アンドレ王子→ケイト王女→アラン王子→アリス王女の順であるべきだった)
- มกุฎราชกุมารี:
女性皇太子(王位継承資格のある女性) - ผู้สืบทอดราชบัลลังก์อันดับหนึ่งของประเทศ
国の一番目の王位継承者
(=王位継承順位第1位) - ตำแหน่งองค์รัชทายาท:
王位継承者の地位
王位継承者となったアリス王女は、常に誰かに命を狙われている。
祖父(ヘンリー王)から王位継承権を得たことで、アンドレ王子(伯父)・継母(兼伯母)であるモナ妃、その息子であるアラン王子からも嫌われてしまったアリス王女。
皆同じ屋敷に住んでおり、アラン王子はドラ息子で遊び呆けている。
アリス王女が、ハリソース王国の友好国であるタイ王国を訪問中、イベントへ向かう途中で連れ去られてしまう。
間一髪のところで海に投げ出され、運良く逃げられるが、銃で撃たれて怪我をしてしまう。
流れ着いたところに、休暇(訓練)で来ていた海軍(主に要人警護)のダウィンと出会う。
この時点でダウィンはアリス王女の本当の身分を知らない。
命が狙われているアリス王女のことを心配した祖父ヘンリー王は、タイ王国の海軍幹部(ダウィンの上司)に相談する。
その幹部は、平民としてタイ海軍の人間と結婚し、海軍軍人の妻として海軍の宿舎で生活することが安全に過ごす最良の方法であると提案。
ヘンリー王はその提案を受け入れ、アリス王女の結婚相手に選んだのが、海でアリスを助けたダウィンだった。
周りを騙すためにダウィンとアリス王女は結婚式を行い、アリス王女は「ナリー・シーチャン」としてタイ海軍軍人の妻・平民としてタイで生活することに。
その頃、ハリソース王国では、アリス王女の不在時を狙い、ハリソース王国の軍幹部の一部を味方につけたアンドレ王子が、自分の父親であるヘンリー王に対し、王位を自分に譲るよう迫る。
ヘンリー王は怒り、アンドレ王子を引き下がらせたが、ハリソース王国内で不穏な空気が広がっていく。
ドラマの見どころ
私が考えるドラマの見どころをお伝えします。
- アリス王女演じる主演女優ヤーヤーさんの美しさ
=眼福 - 主演俳優2人(ナデート&ヤーヤー)のお似合いぶり
- 王語の使い方
※(タイ王室ではないものの)現代の王室の方々のお言葉、王室の方々に対する言葉遣いや接し方などが垣間見れる
なんと言っても、一番最初に挙げた「主演女優の美しさ」、これは本当にため息が出ます。
ヤーヤーさんのドラマ作品は、これまでに何作品か観たことがあるのですが、圧倒的にこの役が合っています!!
アリス王女の強さ・聡明さ・凛とした美しさ等がよく表現されていて、まさに彼女にぴったりの役だと思います。
(彼女以外の適任者が見当たらないほど)
王女ならではの華やかな服装や装飾品も見応えがあります。
これだけでも十分このドラマを観る価値があるように思うのですが、加えて相手役がナデートさんなんですよね。
この鉄板の組み合わせは、間違いないです、本当に。
タイの恋愛ドラマがお好きな方であれば、この作品も気に入っていただけると思います。
さいごに|おすすめのタイドラマ『The Crown Princess』
本記事では、タイドラマ『リキットラック/The Crown Princess』について、その概要をお伝えしました。
YouTubeやネットフリックス(タイ国内)で視聴できますので、ぜひご覧になってみてください。
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