語学の勉強に欠かせない単語帳、皆さんどんな単語帳を使われていますか?
英語などのメジャーな言語だと、市販のものでもある程度の単語帳が入手可能だと思います。
ですが、タイ語のようなメジャーではない言語の場合は、そうもいかないですよね。。。
今回の記事では、検定試験対策として私が作っていたタイ語の単語帳をご紹介します。
手作り単語帳【タイ語検定試験対策】
こちらが、実際に私が使っていた単語帳です。
「単語カード」を使った、いわゆる昔ながらの単語帳です。
例文を書きたかったので、あえて大きめのものを選びました。
大きさは、縦5.5cm×横10cmです。
これを作って、とにかく何度も見て(めくりながらテストして)、少しずつでも覚えるようにしていきました。
「単語カード」を使った単語帳の作り方【タイ語】
表面と裏面に書いていく内容です。
- 単語
- その単語に関連するフレーズ
- 単語自体の意味
- フレーズの意味
- 使えそうな例文とその意味
★はシールなのですが、覚えたかどうかをチェックする際に、覚えていなかった単語については都度シールを貼っていきました。
タイ語検定試験対策に、手作り単語帳を使った理由
検定試験結果を見ると一目瞭然なのですが、私は他の能力と比べて単語力が著しく低く、常に課題でした。
何とかしたいと思っていた頃に、日本行きの機内でこんな感じの大きめの単語帳を黙々とチェックしているタイ人を見かけました(恐らく通訳のお仕事をされている方だったのではないかと思います)。
ということで早速そのアイデアを拝借し、日本でこの単語帳を買ってタイに戻ったのが、このやり方を始めたきっかけです。
今思うと、当時タイ語検定2級に受かったのは、この単語帳のおかげだったようにも思います。
- フレーズや例文が書けるように、大きめのカードを選ぶ
- 単語に加え、フレーズや例文を書くことで、その単語が使えるシチュエーションも含めて、丸ごと覚えるように
単語カードを用いた「手作り単語帳」の欠点
この「単語カード」を用いた単語帳には欠点もあるように感じています。
それは何と言っても、データ化されないことです。
時間が経ってから、
となった時に、見つけるのに時間がかかるのが難点…
もちろん、長い目で見れば「データ化」されていることに越したことはないと思います。
ですが、あまり凝った形で単語帳を作ろうとしてしまうと、「単語帳を作ること」が目的になってしまい、「単語を覚える」という本来の目的を見失ってしまうような気がしています。
そういったことを考えると、このオーソドックスな「単語カードで単語帳を作る」方法も、「覚える」ことを目的にするなら悪くないのかな、と。
Excelやアプリを用いた単語帳作成の失敗例
Excelで単語帳を作成していた時期もあるのですが、やはりどうしても「作表する」ことに重きを置いてしまうんですよね。
また、アプリを活用して単語帳を作ろうとしたこともあります。
これも私にはしっくり来なかったんですよね。
なぜか?
それはアプリにデータを入力していくのが手間だと感じたのと、アプリの無機質さに退屈な印象を受け、単語を覚えられる気がしなくなってしまったからなんです。
手作り単語帳の、手書きの不揃い感みたいなものが、逆に記憶の定着に役立つように感じました。
文字情報というよりも、「画像」として覚えているようなイメージです。
手書きの方が愛着もわきますし。
その点でも手書きの単語帳は悪くないのかな、と。
おすすめの市販のタイ語単語帳
ちなみに市販のタイ語単語帳ですと、『暮らしのタイ語単語7000』が良さそうです。
私自身は使っていないのですが(もっと早く存在を知っていたら、きっと使ったと思います)、実際にタイ語検定1級を受けたときに、こちらの単語帳をお持ちの方もいらっしゃったぐらいなので、中級以上の方が使える単語帳だと思います。
さいごに|自身に合った単語帳を活用しよう
この記事では、語学学習に欠かせない単語帳について見てきました。
結論を言うと、単語を覚えるために最適な方法は人それぞれ異なるのかな、と感じています。
また、言語によっても環境はずいぶん異なりますよね。
タイ語のようにマイナー言語の場合、どうしても選択肢は限られてしまうのですが、単語カードや市販の単語帳などを活用していきたいですよね。
ご自身に合った単語帳に出会えますように。