タイドラマ

【タイドラマ】พรหมลิขิต/プロムリキット(Love Destiny 2)のあらすじ(第11話〜第19話)

タイ アユタヤ
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【タイドラマ】พรหมลิขิต/プロムリキット(Love Destiny 2)の放送日・あらすじなど』の記事の続きです。

第10話までのあらすじは上記の記事でご紹介していますので、そちらもぜひ読んでいただければと思います。

では、第11話以降のあらすじを本記事でご紹介します。

第11話/EP11(2023年11月13日放送)

市場へやってきたリット、プッターン、ゲーオ、プラーン。

プッターンは服を持っていないから服が欲しいのではないかと考えたリットは、布の市場へプッターンを連れて来る。

市場内で三階建ての「ホー・グローン(หอกลอง):鼓楼ころう」を見せるために、プッターンを連れて行くリット。

ホー・グローン(หอกลอง)

その後、用事があってリットが市場を離れている間、ゲーオ、プラーン、プッターンの3人は市場の生地を物色する。

どの色の「パー・ヌン/ผ้านุ่ง」にどの色の「サバイ/สไบ」が合うかをあれこれ話す3人。

ผ้านุ่ง(phâa-nûŋ/パー・ヌン):腰から下に巻く布(直訳は “穿く布”)
สไบ(sabai/サバイ):タイ女性の古装で胸に巻いて肩にかけた布

※昔のタイ女性は普段は腰にパー・ヌンを巻き、上半身にはサバイだけを身につけていた

(参照:『タイ日大辞典』p1444)

チークとアイシャドウを作る計画を二人に話すプッターン。

完成したら値段をつけるの相談させてね、というプッターンに、売るの?と驚くゲーオ。

「ワトゥディップ(วัตถุดิบ/原材料)」も買わないといけないし、人件費もかかるんだから販売しないとお金がなくなっちゃう、と説明するプッターンに対し、「ワトゥディップ」が何のことか分からないゲーオ。プッターンは何とか説明しようとする。

母のご飯は美味しいよというゲーオに、自分もご飯なら美味しいのが作れるよというプッターン。

じゃあ今度食べさせてというプラーン。

その様子を召使ウンの元夫カームが見ていて、やって来た。

カームがウンを攻撃しようとした。プッターンがウンを庇う。

カームの力は強いが、プッターン、ゲーオ、プラーンの三人が応戦する。

ゲーオとプラーンは母ガーラゲーが教えた柔術で鍛えていて、プッターンも合気道をやっているので、三人はカームに簡単にはやられない。

3対1でカームをコテンパにやっつけた。

そこにやって来たミン。

事情を話し、カームとその手下の2人を捕まえてもらった。

そこへリットが戻って来た。

自分の妹達がカームをやっつけたことを聞いても驚かないリット。

ミンはゲーオに気がある。

リットはプッターンに自分の家に来て一緒にご飯を食べようと誘ったが、断られてふてくされる。

家に帰ったプッターンのところに、ガーラゲーの召使ピンとイェームがやって来る。

ピンとイェームは、ガーラゲーからプッターンを連れてくるように言われ、プッターンを迎えに行ったのだった。

プッターンはガーラゲーの家を見るや否や、見たことがある感覚に襲われる。

(ゲースラーンが乗り移る前の)ガーラゲーの記憶が断片的にやってきた。

初めて来たはずなのに「この家は見たことがある」とプッターン。

そこへガーラゲーがプッターンを出迎える。

恐る恐る家の中へ入るプッターン。

デートと顔を合わせるプッターン。

プッターンがいなくなってしまってからの現代。

動揺している伯母ウィパーウィー。

プッターンが恋しい伯母。

(伯母ウィパーウィーは、ゲースラーンの母シパーンのことを “アー(อา:叔母(父の妹))”と呼ぶ)

デートの母チャムパー(จำปา)に挨拶するプッターン。

顔を見せると母チャムパーは驚く。

隣で見ていた召使プリック(ปริก)は、プッターンを見て怪訝な顔をする。

上手く言えないが、目つきなどが昔のガーラゲーみたいだというプリック。

ガーラゲーの家を訪れるプッターン(写真上)と、プッターンに初めて会ったデートの母チャンパー(写真下左)、デート(写真下中央)、召使プリック(写真下右)

ふてくされたリットは自分の部屋から出てこず、リット抜きでリットの好きなご飯(ガパオ)を食べることに。

リットのところへ様子を見にやってくる父デート。

プッターンもいることを知ったリットが慌てて出て行くと、今度はゲーオとプラーンがフェイスマスクをしていた。

ちょうど帰るところだったプッターン。

舟に乗って帰り始めたところにリットがやってきて舟を戻すよう伝える。

馬でプッターンを家まで送り届けるリット。

一度は断ったくせに家に来ていたプッターンが面白くないリットは、バート・ヌン(บาทหนึ่ง:ある時)は行かないと言っていたのに、バート・トーマー(บาทต่อมา:その後)は行くと言ったり、バート(時間)ごとに(バート・トー・バート/บาทต่อบาท)気が変わるのが早過ぎるとプッターンに伝えるリット。

それに対して、プッターンは「バート(บาท)=お金(バーツ)」のことと勘違いして話が噛み合わない。

バート(บาท)についての解説

バート(บาท)はタイの貨幣単位(タイ・バーツ/Thai Baht)として知られていますが、他にも「1時間の1/10(=6分)」という意味があり、昔は時間の単位として使われていました。

10 บาท(バート)=1時間
5 บาท(バート)=30分

このシーンでは、時間の単位として「バート(บาท)」を使っているリットに対し、プッターンはお金の単位として「バート(บาท)」を使っているので話が噛み合わなくなっています。

プッターンはリットに「ファン・ダープ(ฟันดาบ)」を習いたいと相談する。

ฟันดาบ(fan-dàap/ファン・ダープ):刀で斬り合う

ウンの元夫カームがまたやってくるかもしれないし、自身を守るために習いたいというプッターン。

リットは自分がプッターンに刀の斬り方(使い方)を教えてあげるという。

王宮へ向かうリット。

プッターンのことを考えて寝れなかったリットの目の下のクマがひどく、母ガーラゲーから心配される。

父デート、妹達、祖母、召使チョイからも目の下がクマだらけなのを心配される。

(11話ここまで)



第12話/EP12(2023年11月14日放送)

クンヤー(ย่า:祖母)チャムパー(จำปา)とゲーオ・プラーンの会話。

兄リットが全然寝ていないし、態度がおかしいという。

プラーンは、兄が恋していることに気がついている。

チャムパーは、孫達が変な言葉(ここでは “マイ・ミー・ターング(ไม่มีทาง:あり得ないの意)”)を使うことを嫌がる。

チャムパーの召使プリック(ปริก)も、リットが目の下にクマを作っていることを変に思う。

プッターンと召使プーム・ウンとのやり取り。

化粧品を作っている3人。

แก่นฝาง(ゲーン・ファーン:蘇芳の心材)を使って赤に着色しようとするプッターン。

“アムプラーン” という表現をウンが使うが、プッターンには理解できない。

それは “マイ・ジェーング・ルアン・チン”という意味ですよ、とウン。

อำพราง(ʔamphraaŋ/アムプラーン):(真実を知らさずに)ごまかす

ไม่แจ้งเรี่องจริง(mâi cɛ̂ɛŋ rɯ̂aŋ ciŋ/マイ・ジェーング・ルアン・チン):本当のことを知らせない

ターイサ王と臣下の者とのやりとり。

華人貴族・コーサーティボディーを呼んだというターサイ王。

ターイサ王は、リットの目の下にクマがあることを気にかけ、「寝ていないのか?」とリットに尋ねる。

「体調が少し悪い」と答えるリット。

続いて、ターイサ王は、インに、インの父(コーサーティボディー・チーン)が来たかを尋ねる。

もう来ているとのことで、リットとインを連れてコーサーティボディーのところへ行く。

ターイサ王とコーサーティボディーとの会話(リットと、コーサーティボディーの息子インも同席)。

アユタヤと外国との貿易はどうなっているのか、簡潔に教えてくれとコーサーティボディーに言うターイサ王。

アユタヤと “ファランキー(西洋の国々)”、具体的にはウィラート(英国)、ウィランダー(オランダ)、ファランセー(フランス)、ポルトゲー(ポルトガル)各国との貿易は、“ソップ・サオ・イン・ナック(閑古鳥が鳴いている)” と伝えるコーサーティボディー。

我々が取引している品物は日に日に減少しつつある、と。

その理由は、ファランキー(西洋の国々)の貿易が閑古鳥が鳴いているからだ、なぜなら彼らの母国で大きな戦争が起きており、取引をするためにアユタヤまでわざわざ来るのが割に合わなくなっていると。

ファランキー(ฟะรังคี)

ファランキー/ฟะรังคี=ファラン/ฝรั่ง(白人、西洋人)

※アユタヤ時代に使われていた「ファランキー/ฟะรังคี」という言葉が変化してファラン/ฝรั่งになったと言われている

(参考:https://youtu.be/J_QgzylLKQs?si=0Vxjb6rWxkcHKJmf

ファランキー各国

・ウィラート(วิลาด/วิลาศ/wílâat):ヨーロッパの(昔インド人が欧州人、特に英人を呼んだ語)→ここでは英国と捉えるのが自然
・ウィランダー(วิลันดา/wílandaa):オランダ人
・ファランセー(ฝรั่งเศส/faràŋsèet):フランス
・ポルトゲー(โปรตุเกส/pootukèet):ポルトガル

ซบเซา(sóp sao/ソップ・サオ):しょんぼりと、元気なさそう、さびれた、閑古鳥が鳴いている

「つまり、アユタヤの収入は落ちているのか?」と尋ねるターイサ王。

アユタヤにはファランキー(西洋の国々)の他に重要な貿易相手がいるのでそれは大丈夫です、とコーサーティボディー。

アユタヤは日本や中国に品物を売っているから大丈夫か、と確認するターイサ王。

特に中国との取引は増えています、とコーサーティボディー。

アユタヤーに中国人のクン・クラン(ขุนคลัง/khǔn khlaŋ:大蔵大臣)がいてくれて良かった、とターイサ王。

(クン・クランについては、第10話でも出てきており簡単に解説しています)

どうして中国は取引を中国に貢物をした国(เมืองที่จิ้มก้องกับจีน/ムアン・ティー・チム・ゴーン・カップ・チーン)に限定するのか分からない、とターイサ王。

【参考】ターイサ王のセリフ

จักทำการค้าแต่เฉพาะกับเมืองที่จิ้มก้องกับจีนเท่านั้น
càk tham kaankháa tɛ̀ɛ chaphɔ́ kàp mɯaŋ thîi cîm kɔ̂ɔŋ kàp ciin thâonán

:中国に貢物を持っていく国に限定して取引を行う(だろう)

จัก(càk)=จะ(cà)

จิ้มก้อง(cîm kɔ̂ɔŋ/チム・ゴーン) “進貢” :外国へ貢物を持っていく、朝貢する
→転じて「進物を届ける、おもねる」

ก้อง(kɔ̂ɔŋ/ゴーン):進貢品、みつぎ物

“チム・ゴーン” の意味がわかるか二人に尋ねるターイサ王は、リットに説明させる。

「チム(cîm/จิ้ม)」は「ハイ(hâi/ให้:あげる)」のこと、「ゴーン(kɔ̂ɔŋ/ก้อง)」は「コーン・ガムナン(khɔ̌ɔŋ kamnan/ของกำนัล:敬愛する人への贈物)」のことです、とリット。

中国の皇帝に貢物を献上した国を除き、貿易を行わないという中国の方針。

中国の皇帝は天子であると信じられており、中国の皇帝を受け入れる国に対して、中国は貿易を行う。

โอรส(ʔoorót/オーロッ(ト)):(王族の)子息

โอรสสวรรค์(ʔoorót-sawǎn/オーロッ・サワン):天子

アユタヤは中国との貿易で恩恵を受けているが、どうしてプラ・アイヤガー(พระอัยกา:祖父)であるペートラーチャー王は中国に貢物を送らなかったのか?と疑問に思うターイサ王。

พระอัยกา(phrá-ʔaiyakaa/プラ・アイヤガー):祖父(王語)

บรรณาการ(bannaakaan/バンナーガーン):貢物

ペートラーチャー王の時代は、中国の商人が船を多数アユタヤへ送り取引をしていたため、タイから中国へ船を出す必要がなかった。そのため、ペートラーチャー王は中国へ貢物を持っていっていなかった。

剣の使い方を教えてもらうのをリットにお願いしたプッターンは、リットに食べてもらうご飯を準備する。

ターイサ王は、リットに中国語を習得するように指示する。

なぜなら、ターイサ王は使節を中国に送ることを検討しているから、と伝えた。

プラー・タピアンを捕ることを禁止する法律を出したらどう思うか?と臣下の者に尋ねるターイサ王。

反応に困る臣下の者達。

リットは、それに対して2点意見を述べる。

第1に庶民はそれに納得しないと。それに対してターイサ王が、禁止するのはプラー・タピアンだけで他の魚は禁止しないのになぜ納得しないのか、プラー・タピアンだけを王に献上することを納得しないのはなぜなのか、と反論する。

もう1点は、仮に庶民が納得したとして、ターイサ王はどうやってそれを管理するのか?と。どこの川にもプラー・タピアンがいるのに、誰がプラー・タピアンを捕ったかを監視するのか?と。

そこでプラー・タピアンの話は一旦終わり、ターイサ王は明日プッターンの家へ行くから、以前行った時に食べたプラー・タピアン・トート(揚げたプラー・タピアン)を作るように伝えるよう指示を出す。

グイとグリンの会話。

自分は本当の孫なのに、自分よりもプッターンの方がグイの目をかけてもらっているように見え、グリンはプッターンに嫉妬する。

二人は言い争う。

プッターンの家を訪れるグイ。

クン・タビアン・ペン・プライ

グイはプッターンを連れて「プライ(phrâi/ไพร่)」として登録(クン・タビアン)するというグイ。

ไพร่(phrâi/プライ):平民、下民、凡人、俗人

ขึ้นทะเบียน(khɯ̂n tabian/クン・タビアン):登録する

それに対して、自由でいたいので登録したくないというプッターン。

プッターンは、グイや召使ウンと同じ、オークヤー・ウィスットサーコーン(リットの父デートのこと)に属するプライとして登録されることに。

プッターンの菜園にグリンが来た。

召使プームにいちゃもんをつける

プッターンとグリンがまたも言い争う。

自分は神ではなく人間で、ここはタイの地(ペンディン・タイ)でタイ国(プラテート・タイ)で自分は皆と同じタイ人(コン・タイ)だと主張するプッターンに対し、「タイ」が通じないので「ペンディン・タイ」「コン・タイ」とはなんなのか?と不思議がる。

「タイ」という名称についての解説

タイ国の国号がサヤーム(sayǎam/สยาม)からタイ(thai/ไทย)に変わったのは仏暦2482(西暦1939)年。
仏暦2482(西暦1939)年にピブーン・ソンクラーム内閣は国号をタイ(英Thailand、形容詞・タイ人 Thai)に改めた。

(参照:『タイ日大辞典』p725、p1456)

グリンは、ここは「アユタヤの地(ペンディン・アユタヤー)」だけど「ペンディン・タイ」はどこにあるのか?と。

そして、プッターンは「アユタヤの人(コン・アユタヤー)」じゃないのではないか?と疑問に思い始める。

そこにウンがプッターンに「クルンテープ人(コン・クルンテープ)と言ってませんでしたか?」と口を挟むが、グリンは気に食わず水の入った器を投げつける。

そこへイン(コーサーティボディーの息子)が登場して、プッターンとグリンの言い争いが一旦終了。

インとプッターンの会話。

インは、(翌日やって来る)ターイサ王への食事にプラー・タピアン・トート(揚げたプラー・タピアン)は欠かせない、とプッターンに伝える。

召使ウンがご飯を用意していることに気がつき、それは誰のために用意しているのかとインはプッターンに尋ねる。

プッターンは、リットから剣の使い方(ファン・ダープ)を習うので、そのお礼にご飯をご馳走すると答える。

なぜ剣の使い方を習うのかを尋ねるイン。

自分自身を守るためだとプッターン。

何から守るのか、とイン。

危険から守る、でも何の危険かはまだわからない、とプッターン。

インは自分が教えてあげると申し出るが、プッターンは「もう教えてくれる人がいるから」とインの申し出を断る。

インは、リットは来ないんじゃないかと伝えるが、約束したんだからリットを待つというプッターン。

ご飯の準備を始めるプッターン。

まだリットが来ないので、二人でご飯を食べることにするプッターンとイン。

実はリットは既に来ていたのだが、二人の前に出て行けず、裏からご飯作り〜ご飯を食べている様子をこっそりと悔しそうに眺めていた。

ご飯を食べ終わったインは帰る。

そこへやって来るリット。

お腹が空いているリットにご飯を出すプッターン。

プッターンがご飯を用意している間、リットはウンに、インはどのくらい頻繁に来ているのかと尋ねる。

1人で来たのは1回(今回)だけです、というウンの返事に笑みを浮かべるリット。

プッターンが用意してくれたご飯はカーオ・カイチアオ(オムレツのせご飯)だった。

カーオ・カイチアオ(ข้าวไข่เจียว)

美味しくて一気に残さず食べるリット。

2種類の剣(ダープ・チーン(中国の剣)とダープ・マーイ(木剣))を持ってきてくれたリット。

儀式を行い、木剣で練習を始めるプッターンとリット。

プッターンはスニーカーを履いて練習する。

剣の練習をするリットとプッターン

数日後にでローイコーム・プラティープ(ลอยโคมประทีป、昔のローイクラトンのような慣習)があるから連れて行ってあげる、とリットが誘うが、寝たいから行かないとプッターンは断る。

そこへインが戻ってきた。

(12話ここまで)



第13話/EP13(2023年11月15日放送)

インはプッターンに、明日(ターイサ王の食事とは別に)両親にもプラー・タピアン・トートを食べさせたいから2-3尾用意してもらえないかとお願いする。

ゲーオとプラーンのやり取り。

ミンがゲーオに気があることに気がつくプラーン。

ガーラゲーに料理(クン・ラート・ソース・マカーム(กุ้งราดซอสมะขาม:タマリンドソースをかけたエビ))を教わるプレーチーン。

クン・ラート・ソース・マカーム(写真右)

召使プリックが祖母チャムパーに、「リットがプッターンの周りを彷徨うろついているけど、どうなさるのですか?」と尋ねる。

チャムパーは、「心配していない、なぜなら例えリットがプッターンを嫁にもらったとしても、ミア・プララーチャターン(เมียพระราชทาน:王から賜った女房)を待つ」という。

เมียพระราชทาน(mia-phrarâatcha-thaan/ミア・プララーチャターン):恩賜おんしの女房

恩賜おんし:天皇・君主から物をたまわること、またはそのたまわり物

พระราชทาน(phrarâatcha-thaan/プララーチャターン):お下賜かしになる(王語)

下賜かし:身分の高い人が身分の低い人に与えること

資料によれば、ミア・プララーチャターンは、他のすべての嫁(ミア・ルアン(เมียหลวง:正室)を含む)よりも階級が上とされた。

(参照:https://www.tvpoolonline.com/content/2192793(タイ語))

インが妹プレーチーンを迎えにガーラゲーの家にやって来る。

プレーチーンは、ガーラゲーが息子リットが嫌いな料理をプレーチーンに教えたことを悲しみ、家に帰ることにした。

ゲーオの姿を舟の上からこっそり見ているミン。

インとプッターンの関係に嫉妬するリットと、プレーチーンを持ち上げる発言に自分が貶められたと感じ納得のいかないプッターン。

リットとプッターンが話しているところをグリンが見つける。

例のネックレスをプッターンが身につけていることに驚くグリン。

身近の者には売っておらずクメール人の商人に売ったと嘘をついたムーソンに対し怒りがこみ上げる。

グリンが歩いているところを、プッターンの家からの帰り道の馬に乗ったリットが通りかかり声を掛ける。

急いでいるから乗せて欲しいとお願いし馬に乗せてもらうグリン。

グリンは船に乗ってムーソンに会いに市場へ行く。

市場でムーソンを見つけたグリン。

ムーソンを叩くグリンに対し、大きな声で「トックマン(ตกมัน)※後述」という言葉を使うムーソン。

ตกมัน(tòk man/トックマン):交尾期の象が2〜4週間こめかみを始め肌に脂を浮かせ狂暴になっているさま
→転じて「人が狂暴に暴れるさま」にもたとえる

(参照:『タイ日大辞典』p546)



私は象じゃないと怒るグリン。

グリンはこんなに美しいのにどうして象や馬と同じになるのか、グリンはアユタヤで一番美しい、と言ってグリンを落ち着かせようとするムーソン。

ムーソンは、ネックレスをリットに売ったことを白状する。

怒りを爆発させるグリン。許しを請うムーソン。

家に帰っても怒りが収まらないグリンは、祖母グイや召使に当たり散らす。

ターイサ王が変装して臣下と共に舟でプッターンの家へ向かう。

その途中で、男性が女性を何度も叩いて蹴飛ばしているのを見かける。

ターイサ王が見かねて止めに行く。

リットが間に入るが殴り合いが起きてしまった。

ナッカバーン หนักกบาล nàk-kabaan:悩ませる(直訳:頭を重くする)

プッターン特製の化粧品が完成する。

赤色には “ゲーン・ファン(แก่นฝาง)”と “ゲーン・ジャンテート(แก่นจันทน์เทศ)”を、水色には “ドーク・アンチャン(ดอกอัญชัน)”を、オレンジがかった黄色には “ガーン・ドーク・ガニガー(ก้านดอกกรรณิการ์)”を使用したというプッターン。

赤色→แก่นฝาง(ゲーン・ファン):蘇芳の心材、แก่นจันทน์เทศ(ゲーン・ジャンテート):ナツメグの心材

水色→ดอกอัญชัน(ドーク・アンチャン):バタフライ・ピーの花

オレンジがかった黄色(เหลืองอมส้ม)→ก้านดอกกรรณิการ์(ガーン・ドーク・ガニガー):ヨルソケイ(インドヤコウボク(印度夜香木))の花柄

ターイサ王一行がプッターンの家に到着する。

ターイサ王と皆さんのためにご飯を用意するプッターン。

ターイサ王はプッターンのことが気に入った模様。

ターイサ王お気に入りのプラー・タピアン・トートなどを用意する。

今回のプッターンの料理もターイサ王に気に入ってもらえた。

ターイサ王のためにプッターンが用意した料理(写真左)

ターイサ王はプッターンに、プラー・タピアンについて、来年の中頃に法律を出して、3ヶ月間ほどプラータピアンを捕るのも食べるのも禁止にしようと思っていることを伝える。

※プラー・タピアン(ปลาตะเพียน)については、ターイサ王が登場した第5話のあらすじ内で解説しています(こちら)。あわせてご覧ください。



プラータピアンは雨季の直前に販売されるので、(そうすることで)一年中不足することなくプラータピアンを食べられるのでは、と。

ターイサ王はプッターンの意見を求める。

罰金はいくらにするのか、とプッターンが尋ねる。

ターイサ王は、1タムルンで考えていると。

※ตำลึง(tamlɯŋ/タムルン)は当時の貨幣単位の一つで、1タムルン(ตำลึง(tamlɯŋ))=4バーツ(บาท(bàat))だった

当時の貨幣単位

1เฟื้อง(fɯ́aŋ/フアン)= 4 ไพ(phai/パイ)
1 สลึง(salɯ̌ŋ/サルン) = 2 เฟื้อง(fɯ́aŋ/フアン)
1บาท(bàat/バーツ)= 4 สลึง(salɯ̌ŋ/サルン)
1ตำลึง(tamlɯŋ/タムルン) = 4 บาท(bàat/バーツ)
1 ชั่ง(châŋ/チャン) = 20 ตำลึง(tamlɯŋ/タムルン)

当時の貨幣単位

プッターンは1タムルン(つまり4バーツ)だと少ないから、5タムルン(20バーツ)ぐらいにすべきでは、と。

罰金が少ないと違反する人が増えてしまうから、あえて高額にすべきと。

ターイサ王はプッターンの意見に納得して、5タムルンにすると決めた。

今回もご飯代をプッターンに渡すターイサ王。

ターイサ王は今度、プッターンの料理を習わせたいから人をプッターンのところへ寄越してもいいか、と伝え、満足して帰っていった。

(13話ここまで)

第14話/EP14(2023年11月20日放送)

引き続きリットから剣の使い方(ファン・ダープ)を習うプッターン。

ファンダープの型は、大きく分けて5通りあるという。

  1. ท่ารับ(ター・ラップ):受ける姿勢
  2. ท่าฟาด(ター・ファート):上(横)から打つ姿勢
    ※ฟาด(ファート):打ちおろす、くらわす、ぶつ
  3. ท่าเวียน(ター・ウィアン):下から打ち上げる姿勢
    ※เวียน(ウィアン):回転する
  4. ท่าแทงจากข้างซ้าย(ター・テーン・ジャーク・カーン・サーイ):左から突き刺す姿勢 
    ※แทง:突き刺す
  5. ท่าแทงจากข้างขวา(ター・テーン・ジャーク・カーン・クワー):右から突き刺す姿勢

ターイサ王やご家族もいらっしゃるという儀式「ジョーン・プリアン(จองเปรียง)」にプッターンを誘うリットだが、行きたくないとプッターンに断られてしまう。

จองเปรียง(cɔɔŋ-priaŋ/ジョーン・プリアン)
:陰暦12月15日にバラモンが行うヒンズー教の三大神(シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神)を迎える点灯の儀式で、スコータイ時代から行われている

(参考:『タイ日大辞典』p372)

※ジョーン・プリアン(จองเปรียง)については、第15話のあらすじ内で詳しくお話ししています。

プッターンがどうして行きたくないと言うのかが理解できないリットは、プッターンに行きたくない理由を説明させようとする。

それに対しプッターンは「行きたくないものは行きたくない、行きたくないのに理由は不要」と言い張る。

その言い争いの際にプッターンは「マン・グート・クン・ドーイ・アッタノーマット(มันเกิดขึ้นโดยอัตโนมัติ/自動的に(その感情が)生まれる)」という言葉を使ったが、「アッタノーマット(อัตโนมัติ)」という単語が理解できないリットは混乱する。

อัตโนมัติ(ʔàttànoomát/アッタノーマット)
①私見、個人的意見
②自動の

※この語は「我、自身」を意味するパーリ語「attan-(アッタン)(*)」と、「意見」を意味するパーリ語「mati-(マティ)」から成り、直訳すると「自身の意見、考え」となります。
((*)attano(アッタノー)は、attan-の単数属格/与格)

一方、②の意味は、英語automaticの訳語としてワラワン殿下によって造られたとされる造語「อัตตโนวัติ/อัตโนวัติ(アッタノーワット)」の音が変化して「อัตโนมัติ(アッタノーマット)」になった(อัตโนมัติの方が人々の間で定着した)、と言われています。

(参考:Office of Royal Societyhttps://www.silpa-mag.com/history/article_73381

そんな中、プッターンが生理になるが、生理用品などあるはずもなく、召使に「パー・アナーマイ(ผ้าอนามัย/生理用品)」はあるかと慌てて尋ねるが、ただの布しか出てこない。

急遽ガーラゲーに助けを求めに行く。

กาบมะพร้าว(ガープ・マプラオ:ココナッツの果皮)を使ったらどうですか、とウンに言われるプッターンだが、硬いから使いたくないというプッターン。

ガーラゲーオリジナルの生理用品(とそれに合わせた下着)を受け取るプッターン。生理用ナプキンも10枚ほどもらった。

その帰りに、手作りの化粧品をゲーオとプラーンに見せるプッターンは、2人の肌に似合う色を渡した。

プッターンは、アユタヤ時代に来た時に身につけていたバッグに化粧ブラシセットが入っていて、それを使って2人に化粧をしてあげた。

喜ぶゲーオとプラーン。

プッターン手作りの化粧品(写真左)と、ガーラゲーによる生理用品(写真右)

リットが帰ってくる。

船着場にプッターンの召使のウンとプームがいるのを見つけ、プッターンに何があったのかと尋ねるリット。

自分を訪ねてきたのかと訊くが、否定される。

プッターンは何しに家に来たのかと訊かれ、ウンは、「パー・アナーマイ(生理用品)」をガーラゲーにもらいに来たと答える。

パー・アナーマイを何に使うのか、とさらに尋ねようとしたが、薄々その用途に気がつくリット。ウンも「ミー・ラドゥー(มีระดู)」(月経がある)と答える。

ระดู(raduu/ラドゥー):月経(※口語はประจำเดือน(プラチャム・ドゥアン))

そこへやって来るグリン。ガーラゲー宅の台所へ届け物をしに来たという。

チャンパーと話すプッターン。

チャンパーはプッターンが結婚適齢期であることに触れ、結婚相手は、年齢だけではなく地位も釣り合っていないといけない、高望みをするなとプッターンに諭す。

気分を悪くしたプッターンの表情はまるで(ゲースラーンが乗り移る前の)昔のガーラゲーのようだった。それに怯えるチャンパーの召使プリックとジュアン。

その後のチャンパーと召使の会話。

プリックとジュアンはプッターンが昔のガーラゲーのようで怖いとチャンパーに伝える。

ガーラゲーはプッターンに、ピティー・ジョーンプリアンは、娘たち(ゲーオとプラーン)と行くように言い、ゲーオとプラーンからも誘われたプッターンはそれを了承する。

リットと話すグリン。

トゥート(ทูต:使節)は何をするのかと尋ねるグリン。

2カ国の仲を取り持つ仕事だと答えるリット。

トゥート(使節)についてあれこれ質問するグリン。リットとグリンが仲良さそうに話しているのを目にするプッターン。あまり面白くない。

ソムタムを作るというガーラゲーのために、祖母グイから頼まれてパパイヤ(มะละกอดิบ/マラゴー・ディップ:熟れていないパパイヤ)を持ってきたというグリン。

ここではマラゴー・ディップは見ないというプッターン。

ガーラゲーはプッターンにも分けてあげてとグリンに頼むが、グリンはもう無くなったと言う。

じゃあ市場で買うから結構、というプッターンだが、市場にはマラゴー・ディップを買う人はいないからマラゴー・スック(มะละกอสุก/熟したパパイヤ)しかないと言われる。

近々ソムタムを作るから家にいらっしゃいとプッターンに伝えるガーラゲー。

プッターンが許せないグリンは、ある企みを思いつく。

プッターンは、エプロン(ผ้ากันเปื้อน/パー・カン・プアン)を手縫いしながら、リットは自分のことをどう思っているかウンに尋ねる。

ウンはリットはプッターンのことを間違いなく気に入っていると答える。

ただ、プッターンは正室(เมียหลวง/ミア・ルアン)にはなれないので、正室が悪い人だったら…と心配するウン。

改めて、自分に今必要なものはカムピー・クリッサナカーリーで、元いた世界に帰ることだと言うプッターンに対し、ウンはプッターンにこのままここにいてほしいと願っていた。

※カムピー・クリッサナカーリーについては、第3話のあらすじの中で解説しています

プッターンは、作ったエプロンを早速身につけて空芯菜の炒め物を作る。

プッターンが作ったパット・パックブン・ファイ・デーン(空芯菜の炒め物)

そこへやって来たリット。

リットが朝早くからプッターンのところへやって来たのは、なぜプッターンは気が変わってジョーン・プリアンに行く気になったのかを訊くためだった。

それに対し、ガーラゲーから誘われたからだと答えるプッターン。

ガーラゲーからの誘いは断れなかったと言う。

そんなことを訊くためだけに朝っぱらからわざわざここまで来たのかとプッターンに責められたリットは、プッターンに謝って家を後にする。

明日のジョーンプリアンは、孫グリンの行動に目を光らせておくよう、グイは自分の召使に指示する。

グイと召使との一連のやり取りをグリンに聞かれてしまっていた。

血のつながりのないプッターンを贔屓にし、自分の祖母に信頼されていないことを悲しむグリンだったが、それが憎しみに変わっていく。

グリンはこっそりプッターンの家に行く。

菜園に手をかけているプッターンを密かに見るグリン。

ジョーン・プリアンへ行くためにガーラゲーの召使に綺麗に着付けをしてもらったプッターン。

ジョーン・プリアンは旧暦12月の満月の日に行われる行事。

ジョーン・プリアンへ行くプッターンとリット達。

そこへターイサ王もいらっしゃる。

プッターンの様子を陰から監視するグリン。

(14話ここまで)

第15話/EP15(2023年11月21日放送)

ワット・プッタイサワン(วัดพุทไธศวรรย์/プッタイサワン寺院)で行われている儀式、ジョーン・プリアン(正確にはプララーチャ・ピティー・ジョーン・プリアン・ロット・チュット・ローイ・コーム(・ロン・ナーム)(*))の様子から始まる。

พิธีจองเปรียงลดชุดลอยโคม(ピティー・ジョーン・プリアン・ロット・チュット・ローイ・コーム)について

【プララーチャ・ピティー・ジョーン・プリアン・ロット・チュット・ローイ・コーム(・ロン・ナーム)(พระราชพิธีจองเปรียงลดชุดลอยโคม(ลงน้ำ))】
:水・大地・すべての先代の王に対し赦しを乞う行事で、旧暦12月の満月の日の夜に、アユタヤ最初の王であるウートーン王からの古いお寺であるプッタイサワン寺院で行われた。大きく次の2つの儀式からなる。

①ジョーン・プリアン(จองเปรียง)
:バラモンが行う儀式とされ、牛の関節脂肪を灯篭に塗って王様が紐を引っ張り柱につるす。

※เปรียง(priaŋ/プリアン)とは、脂、特に牛の関節の脂肪の意

จองเปรียง(cɔɔŋ-priaŋ/ジョーン・プリアン)
:陰暦12月15日にバラモンが行うヒンズー教の三大神(シヴァ神/พระอิศวร、ヴィシュヌ神/พระนารายณ์、ブラフマー神/พระพรหม)を迎える点灯の儀式で、スコータイ時代から行われている

(参考:『タイ日大辞典改訂版』p349)

②ロット・チュット・ローイ・コーム・ロン・ナーム(ลดชุดลอยโคมลงน้ำ)
:つるしていた灯篭を下ろしてクラトン(容器)の中に入れて水に流す。水の神様に許しを乞い敬意を表す。

この行事(พิธีจองเปรียงลดชุดลอยโคม)が発展したものが、ラタナコーシン朝(西暦1782年〜)にはローイクラトン(ลอยกระทง)と呼ばれるようになっていき、現在のローイクラトンに繋がっている。

ドラマ内では、行事の最中には、清の第4代皇帝である康熙帝こうきてい(在位西暦1661年〜1722年)から贈られたとされる花火が打ち上げられ、アユタヤ中がこうこうと輝いていた。

【参照画像(X内)】

【参照記事】
https://www.silpa-mag.com/culture/article_121899

ターイサ王の息子が3人登場する。

ターイサ王の息子

  • ナレーン王子(เจ้าฟ้านเรนทร)
  • アパイ王子(เจ้าฟ้าอภัย)
  • ポーラメート王子(เจ้าฟ้าปรเมศร์)

ターイサ王の長男ナレーン王子と、自身の叔父にあたるポーン王子(ターイサ王の弟)との会話。

話したいことがあるから、時間があるときに家を訪れるようにナレーン王子に伝えるポーン王子。

ポーン王子は甥っ子であるナレーン王子を可愛がっている様子。

プッターンの回想シーン。

子供の頃にお寺に1人で行くように伯母から言われても、自分の両親のお参りにもかかわらず行かないといい、伯母を困らせていたプッターン。

大きくなっても、両親が恋しくないのかと尋ねる伯母に、「もう死んでしまったのだから恋しくない。顔も覚えていない」と言うプッターン。

事故に遭ってからプッターンは人が変わってしまって、まるで別の子供になったかのようだ、という伯母。

花火が上がる。

花火は中国人の商人が中国から持ってきたものだとリット。

コーム(โคม:灯篭)を川に流す。

プッターン(พุดตาน:芙蓉ふよう)の形の灯篭を作ったプッターン。

誰かが溺れている夢を見るグリン。

プッターンの家にやってきたグリン。

プッターンの家へ行くというリットを呼び止める祖母チャンパー。

結婚適齢期のプッターンに相応しい相手が誰かいないか探すようにガーラゲーに伝えていたチャンパー。プッターンはプライ(平民)なんだから同じ身分(プライ)の相手を見つけるべきだという。

プッターンの庭が荒らされてしまっていた。

自分はプッターンに満足しているので、他の相手を探さなくてもいいと祖母チャンパーに伝えるリット。

さらに、両親のように自分の妻は生涯1人で十分だというリット。

地位が釣り合わない相手と結婚しようと考えているリットに激怒する祖母。

プレーチーン(華人官僚の娘)なら認めるけど、プッターンは側室であっても認めたくないと。

リットに決めさせたい、それに何よりプッターンの気持ちを確認しないと、と言うガーラゲー。

荒らされた庭を見て怒りが込み上げてくるプッターン。

そこへやってきたリット。

庭にブレスレットが落ちているのに気がつくプーム。それがグリンのものであると気がついたウン。プームは更なる争いを恐れてプッターンに言うのを止めようとしたが、ウンがそれを振り切ってプッターンに伝える。

怒ったプッターンはグリンのところへ行こうとするが、リットがそれを止める。

リットに説得されて怒りが収まったプッターン。

引っこ抜かれてしまった野菜を集めて洗ってもらうことに。その合間にプッターンは市場へ豚肉と足りない野菜を買いに行く。リットが連れて行ってくれるという。

(プッターンに好意を寄せているという)リットの気持ちに気づいているガーラゲーは、なんとかリットの伴侶は自分で決めさせてあげたいと考えていた。そこで夫デートに、自分の母(チャンパー)と戦ってほしいと伝えるが、デートもプッターンはプライ(平民)だからリットとは釣り合わないと考えていた。

リットと召使チョイの力も借りて皆でスープを作った。プームとウンにそれを市場へ持って行き売ってもらうことに。

抜かれてしまった野菜で作ったスープ(上)と荒らされてしまった菜園(下)

一方、プッターンはブレスレットを返しにグイの家へ行ったが、どこで拾ったかのかは言わなかった。ブレスレットをグイに売りたいという。元々グリンのものだと気づいていないグイは、グリンのために買いたいと言う。1タムルンでいいけど、グリンのために買うなら2バーツ(1タムルンの半分)でいいと言うプッターンに対し、気をよくしたグイはそのブレスレットを買おうとする。なんなら無料でいいというプッターンに対し、これは神様からの贈り物だと喜ぶグイ。

グイからそのブレスレットをつけてもらうグリン。

リットはプッターンのために「カノム・シー・トゥアイ(ขนมสี่ถ้วย)」というスイーツを作っていた。

リットが作ったスイーツ「カノム・シー・トゥアイ(ขนมสี่ถ้วย)」

一方、ガーラゲーの家では、ソムタムの作り方を教わるプレーチーンの姿が。

ガーラゲーが砂糖のことを「ナムターン・ピープ(น้ำตาลปี๊บ)」と言うが、召使がすかさず「ナムターン・プック(น้ำตาลปึก)」と言い直す。

※ナムターン・ピープ(น้ำตาลปี๊บ)とは石油缶(ปี๊บโลหะ)に詰めたヤシ砂糖のことを指すが、この頃はまだその名称が無く、熱して溶かして塊にした「ナムターン・プック(น้ำตาลปึก)」じゃないと通じなかった(と思われる)

森の中を歩いているリットと召使チョイ。

どこからか女性の泣き声が聞こえてくるが、誰が泣いているのか分からない。

女性を探しに行く二人。

泣いていたのは木に登っているグリンだった。

どうして泣いているのかを尋ねるリット。

(15話ここまで)

第16話/EP16(2023年11月22日放送)

木の上で泣いていたグリンを見つけたリットは、グリンの話を聞いてあげる。

グリンは自分がある間違いを犯したこと、自分はその非を認めているが祖母が許してくれない。

プッターンは良い人でこれまで誰にも酷いことをしたことがないし、さらに自分は過去に会ったこともないのに、自分はどうして彼女のことを好きになれないのか、そしてどうしてここまで憎いと感じてしまうのが分からないと話すグリン。

プッターンの菜園を荒らした時、グリンはどう思っていたのか?と尋ねるリット。

グリンはリットにもたれかかり慰めてもらっていた。

こういう行動をしてしまうのは、自分がモン・ダム(มนต์ดำ:呪い)にかかったからでは?と言うグリンに対し、モン・ダムについてはあまり信じていないというリット。

ガーラゲーの家でソムタムの作り方を教えてもらったプレーチーンは、リットの帰りを待つが帰って来ない。

しばらくしてプレーチーンが帰ろうとしたところにリットが帰ってくる。

プレーチーンは父親に自分の結婚相手について相談しようとする。そこへある女性がやって来るが、それを見たプレーチーンの母親はその女性の頬をひっぱたく。

その女性はコーサーティボディーの妾の一人だった。

コーサーティボディーには二十数人の妾がいた。

自分の新しい妾が叩かれたことに対し、コーサーティボディーは妻を叱るが、言い争いになる。

「クルム・トゥン(グ)・チョン(คลุมถุงชน)」が好きではないというガーラゲー。人は結婚する前に愛し合わないといけないのだ、という話を娘ゲーオにしていた。

คลุมถุงชน
khlum thǔŋ chon/クルム・トゥン(グ)・チョン
:知り合いでも愛し合ってもいない男女を双方の親や親族が有無を言わせず結婚させる
(←袋をかぶせてかけ合わせる)

※คลุม(クルム):くるむ、覆い包む
 ถุง(トゥン(グ)):袋
 ชน(チョン):衝突する、闘わせる

召使達は、皆リットが好意を寄せているのはプッターンだということに気づいているが、果たして祖母チャムパーが自分の孫の相手として、プライ(平民)であるプッターンを認めてくれるのか、ということを心配している。

プッターンの地位と比べると、大蔵卿であるコーサーティボディーの娘であるプレーチーンが格段上で敵うはずもないことに気づいている。

就寝中にプッターン記憶が現代に戻る(回想シーン)。

交通事故に遭った後、両親のことも子供の頃のことも全く思い出せなくなったプッターン。

学校の成績は優秀なのに、子供の頃の記憶が思い出せないことを訝しむ伯母。

伯母はプッターンの今の性格が気に入らず、いつも言い争いになる。

こんな口の悪い子と結婚したい人はいないと言う伯母。プッターンは裕福で地位のある人間ではないから、そういう男性は結婚してくれない。「ソム・ナーム・ソム・ヌア(*)」でなければならない(ต้องมีความสมน้ำสมเนื้อ)。お金持ちの男性は貧乏な女性は要らないのだと。

(*)สมน้ำสมเนื้อ
sǒm náam sǒm nɯ́a/ソム・ナーム・ソム・ヌア
:良く釣り合いの取れた、ちょうど適合した
(←スープの水の量と具の量のバランスがちょうど良い)

※สม(sǒm/ソム):ふさわしい、適合した

そこで目が覚める。伯母のことは恋しく思っていないのに、どうして伯母のことを夢に見てしまったのだろうかと思うプッターン。

ฝันถึง
fǎn thɯ̌ŋ/ファン・トゥン(グ)
:〜のことを夢に見る

リットに会いにきたプッターンは、サムット・コイを手に入れて元の自分がいた場所へ帰るためにピッサヌロークへ行きたいと伝える。

プッターンはここにもういたくないことを知って悲しむリット。

元の世界の人たちが恋しいというプッターン。

行きたいなら連れて行ってやるよ、というリットに対し、「ヤー・ビアオ(อย่าเบี้ยว:約束にそむかないで)」とつぶやいたプッターン。

「ビアオ(เบี้ยว:約束にそむく)」という言葉を使われたことに対して「自分は有言実行だ、言ったことはちゃんとやる人間だ、連れて行くと言ったら連れて行くんだ」と怒るリット。

言い過ぎたと感じたプッターンは、リットを信じると伝える。

ピッサヌロークへはもう行かなくていいというプッターン。

今家に誰もいなくて寂しいと言うリット。一緒にいてあげるというプッターン。

ガーラゲーの家にあるジムをプッターンに見せてあげるリット。

ジムを試した後、プッターンとリットが話しているところへグリンがやってきた。

(16話ここまで)

第17話/EP17(2023年11月27日放送)

グリンがリットに話しかける。

マラゴーディップもあるからソムタムが作れる、とプッターンにも話しかけるグリン。

プッターンは「要らない、ソムタムなんか食べたくない」と強い口調で言い返すが、それに対してグリンはぶりっこをして悲しそうな態度を示す。

プッターンは怒って家に帰る。

夜になってリットとプッターンとの会話。

グリンがプッターンの菜園を荒らしたのは、グリンが呪われたからだ、モン・ダム(呪い)がなければ菜園を荒らす理由なんてない(からしなかったはずだ)、とグリンが主張していることをリットから聞いて、笑い飛ばすプッターン。

グリンのことを許してあげてほしいというリットに対し、自分は許す代わりに何が得られるのか?と問うプッターン。

怒ったプッターンは、自分をピッサヌロークに連れて行くよう改めてリットにお願いする。

息子リットを心配する父デートと母ガーラゲーは、リットに話しかける。

リットはプッターンに好意を持っていることを告白する。だが、プッターンは自分には特別な感情は抱いておらず、(自分が来た元の世界に)帰ることばかりを考えている。

リットの祖母チャムパーは、ソムデット・プラアヤキー・ジャオ(สมเด็จพระอัยกีเจ้า:ターイサ王の祖母(父方)、ペートラーチャー王の妻)のもとを訪れる。

自分の孫(リット)は結婚(ออกเรือน/オーク・ルアン)適齢期になったから、国王から「ミア・プララーチャターン(เมียพระราชทาน:王から賜った女房)※後半で解説」を賜りたいと伝える。

「相手は誰が良いのか?」と尋ねるソムデット・プラアヤキー・ジャオに対し、チャムパーはプレーチーンを希望する。

どうしてリット本人から直接ターイサ王に奏上させないのかと訊くソムデット・プラアヤキー・ジャオに対し、その(直接お願いするよりも、王様から賜る)方が重みが増すから、とチャムパー。

ทูล(thuun/トゥーン):(王族に対して)告げる、奏上する

※奏上する:国王に申し上げること

リットの祖母からの直接のリクエスト(ออกปาก/オーク・パーク)に反することはしないだろう、とソムデットプラアヤキー・ジャオ。

ออกปาก(ʔɔ̀ɔk pàak/オーク・パーク)
:決心して口に出して言う、援助を乞う

召使チョイとリットの会話。

不安そうな顔をしているリットを励ますチョイ。話ぶりがプッターンみたいですよ、と伝えるチョイに対し、自分はプッターンのことが好きなのだから似てもおかしくないだろう、と反論するリット。

チョイは、プッターンは自分の負けを認めたくないだけで、リットのことが好きなのだから心配する必要はない。負けるのは祖母チャムパーですよ、とリットに伝える。

自身の祖母であるソムデット・プラアヤキー・ジャオのところを訪れるターイサ王と弟のポーン王子、そしてターイサ王の息子3人。

ポーン王子(ターイサ王の弟)と甥っ子であるナレーン王子(ターイサ王の息子)の会話。

ポーン王子から「トイ・ムアイ(ต่อยมวย:ボクシング)を学びたいか?」と訊かれたナレーン王子は、それよりもお寺に行きたいと答える。

そのやり取りを聞いていたターイサ王は、お前(ナレーン王子)はいずれ王様になるのだからトイムアイต่อยมวย(ボクシング)を学びなさいとナレーン王子に言うが、そのターイサ王の発言を聞いたポーン王子は複雑な表情を見せる。

※先代スア王は、ターイサ王ではなくポーン王子を次期王様に指名したが、ポーン王子が兄であるターイサ王に王位を譲ったという経緯があった。

ソムデット・プラアヤキー・ジャオと孫であるターイサ王との会話。

リットの祖母チャムパーが、大蔵卿の娘であるプレーチーンを「ミア・プララーチャターン(王から賜った女房)」として自分の孫(リット)に賜るよう自分のところへお願いに来たことを伝える。

ソムデット・プラアヤキー・ジャオから直々に頼まれたターイサ王は、それを断る理由はないと伝える。

ターイサ王は、プレーチーンを「ミア・プララーチャターン」としてリットに賜る旨のプララーチャ・オンガーン(พระราชโองการ:王命、勅令)を出した。

プレーチーンと母の会話。

プレーチーンは、リットが自分ではなくプッターンに好意を寄せていることをわかっているが、自分は「ミア・プララーチャターン」であればそれで十分だし、将来的にクン・イン(正夫人)の地位は自分のもの。プッターンはたかが「ミア・クラーンムアン(เมียกลางเมือง:娘の両親が承諾して妻とした女)」でしかない、と。

勅令(プララーチャオンガーン)がリットの家に届けられた。勅令は一度出されたら変更することができない。

夜、リットがプッターンの家を訪れる。

プッターンはリットに、今でもまだソンクェー(ピッサヌローク)に行きたい気持ちがあることを伝える。

帰ることばかり考えているしここには居たくないのか、と訊かれたプッターンは、(自分の力の及ばない)何かによってここ(アユタヤ時代)へ来たのだから、自分がここを離れなければならないときは、来たときと同じように(自分の力の及ばない)何かによる。その「(自分の力の及ばない)何か」とは、「Destiny(โชคชะตา(チョーク・チャター:運勢/พรหมลิขิต(プロム・リキット:宿命)」のこと。

プッターンは「プロムリキット(Destiny):宿命」によってここへ来たので、ここを離れることになったらそれも「プロムリキット」によるものだと考えていた。

それを聞いたリットは、自分がプッターンをどこかへ行かせないようにすることはできないのか、と問うが、それは難しいと答えるプッターン。「プロムリキット」を変えられないことはリット自身も分かっていた。

一緒にピッサヌロークへ行こうとプッターンはリットに言う。もしそこで私たち二人の関係が終わるなら、それは運命なので受け入れるしかない。カムピー・クリッサナカーリーに触れても何も起きなければ、自分は死ぬまでここにいなきゃいけないことが分かる。そうすればもう二度とピッサヌロークに行きたいとは思わないだろう。もしプッターンがカムピー・クリッサナカーリーに触れて消えてしまったら、それはそれがDestiny(運命)なのだと。

家に帰ってきたリットは、父デートと母ガーラゲーと話す。

父は息子に、勅令が出され、ターイサ王がプレーチーンを「ミア・プララーチャターン」としてリットに賜ったことを伝える。

それを聞いたリットは動揺する。

ガーラゲーは、リットがプレーチーンを愛していないなら結婚する必要はないと言うが、勅令に従わなかった人はいないとデートは慌てる。

デート、ガーラゲー、母チャムパーとの会話。

リットとプッターンについて、自分はもう年寄りだし愛し合っている人を自分が妨げる理由はないと伝える。

ガーラゲーはチャムパーに、リットがプレーチーンと結婚しなくていい方法はないか相談する。

勅令(プララーチャオンガーン)に背くことなんてできないのに、リットとプレーチーンを結婚させないことを画策しているガーラゲーのことを快く思わない義母チャムパー。

勅令の話をプッターンに伝えに来たリット。自分(リット)はプレーチーンと結婚するように、という王命(พระบรมราชโองการ/プラボローマ・ラーチャ・オンガーン)が出たと。

結婚しなきゃいけないの?と訊くプッターン。

しなきゃいけない、と答えるリット。

プレーチーンは「ミア・プララーチャターン」になる。

「もし自分も妻になる場合、どの種類の「ミア」と呼ばれるのか?」と尋ねるプッターン。

自分の両親が承諾した妻なので「ミア・クラーンムアン」になる、とリット。

「“クラーンムアン”って良くないんじゃないの? “ナーン・クラーンムアン(นางกลางเมือง:売春婦の異名の1つ)”って言葉を聞いたことあるし」とプッターン。

ミアクラーンムアンはミアルアン(正妻)だと伝えるリット。

それ(ミア・クラーンムアン)は受け入れられないと言うプッターン。

それに対し「良かった」というリット。なぜならリットもそのことは「受け入れられない」から、と。

臣下ミンがターイサ王に対し、自分にミア・プララーチャターンを賜るようお願いする。相手は誰かと尋ねるターイサ王に対し、リットの妹のゲーオであると伝えたミン。

デートとガーラゲーの元に再びプララーチャ・オンガーン(พระราชโองการ:王命、勅令)が来た。今度は、娘ゲーオを「ミア・プララーチャターン」としてターイサ王はミンに賜るというものだった。

ガーラゲーは結婚が他人に決められることに納得がいかない。ゲーオがミンに嫁ぐことに反対するガーラゲー。

(17話ここまで)

【解説】ミア・プララーチャターン(เมียพระราชทาน)について

「ミア・プララーチャターン」について

เมียพระราชทาน(mia-phrarâatcha-thaan/ミア・プララーチャターン)
恩賜おんしの女房

恩賜おんし:天皇・君主から物をたまわること、またはそのたまわり物

พระราชทาน(phrarâatcha-thaan/プララーチャターン)
:お下賜かしになる(王語)

下賜かし:身分の高い人が身分の低い人に与えること

「ミア」の地位(の順番)

資料によれば、ミア(妻)の地位に応じ以下の5種に分類された(上からの順番):

  1. เมียที่พระมหากษัตริย์ทรงพระราชทานเป็นบำเหน็จ
    :ほうびとして王様から賜った妻
  2. เมียทูลขอพระราชทาน
    :下賜を奏上して賜った妻
     =自分から王様にお願いして賜った妻
  3. เมียกลางเมือง(ミア・クラーンムアン)
    :娘の両親が承諾して妻とした女
    =เมียหลวง(ミア・ルアン):本妻、正妻
  4. เมียกลางนอก(ミア・クラーンノーク)
    :男が正式に求婚して妾とした女
    =เมียน้อย(ミア・ノーイ):妾、愛人
    (อนุภรรยา:妾)
  5. เมียกลางทาษี(เมียกลางทาสี)(ミア・クラーン・ターシー)
    :男が金を出して請け出してきて妻とした女
    =เมียทาส(ミア・タート)
    (เมียคนใช้:主人が性的交渉を持ちつつ女中として養っている女)

※「ミア・プララーチャターン(上記①・②)」は、他のすべての妻(ミア・ルアン(เมียหลวง:本妻)を含む)よりも階級が上とされた。

(参照:https://www.tvpoolonline.com/content/2192793(タイ語)、https://www.sanook.com/women/238785/(タイ語))

第17話で出てきた、リットがターイサ王から賜った「ミア・プララーチャターン(プレーチーンのこと)」は①を指し、プッターンがリットから言われた「ミア・クラーンムアン」は③のこと。

第18話/EP18(2023年11月28日放送)

お寺に来たゲーオとプラーン。二人を見かけたミンとイン。

ゲーオに話しかけるミン。

帰ろうとするゲーオをミンが呼び止めてプレゼントを渡そうとするが、両親や祖母が怖いから、と受け取るのを断られる。

それを見ていたプラーンがプレゼントを代わりに受け取った。

プラーンが気を利かせてミンとゲーオを二人きりにする。

自分が「ミア・プララーチャターン」として王様がミンとの結婚を命じる、という話を聞いたゲーオはそれは受け入れられないと言う。妹プラーンもそれは「クルム・トゥン・チョン(คลุมถุงชน)」だから受け入れられないという。

※ミア・プララーチャターンについては、第17話の解説(こちら)でお話ししています。

คลุมถุงชน
khlum thǔŋ chon/クルム・トゥン・チョン
:知り合いでも愛し合ってもいない男女を双方の親や親族が有無を言わせず結婚させる
(←袋をかぶせてかけ合わせる)

※คลุม(クルム):くるむ、覆い包む
 ถุง(トゥン(グ)):袋
 ชน(チョン):衝突する、闘わせる

父デートはゲーオに、ミンのことが好きか尋ねる。

ゲーオは、ミンのことは好きだけど「クルム・トゥン・チョン」、つまり結婚を強制させられるのは受け入れられない、と。

「好きな人とこれからもずっといられるんだから受け入れてもいいのではないか?」と諭す父デート。

「クルム・トゥン・チョン」についてはガーラゲーも受け入れられないと言い、夫デートと意見が対立する。

自分の判断が間違っているのでは?と不安になるゲーオは、妹プラーンに話を聞いてもらう。

プラーンはミンから受け取ったプレゼントをゲーオに渡す。

プッターンと一緒にご飯を食べるリット。

自分を捨てて行かないでと頼むリットに対し、“ミア・クラーンムアン”にならなきゃいけないくらいなら捨てる、というプッターン。

※ミア・クラーンムアンについては、第17話の解説(こちら)でお話ししています。

ちょうどそこへ召使チョイが来て、大蔵卿のところへ連れて行くためにリットを迎えに来たと。

大蔵卿と会うリット。

大蔵卿はなぜターイサ王に呼ばれているのか、ターイサ王が何の話をするために自分を呼んだのかが分からないという。

それに対し、リットは、恐らく税収(ประเมินภาษี:税額を算定する、係官が税額を決定する)についての話を気にかけているのではないかと答える。

ターイサ王は、税収について大蔵卿に意見を求める。

大蔵卿はリットから意見を述べさせる、と発言する。

リットは、グロム・プララーチャワン・ボーウォーン(กรมพระราชวังบวร:副王、ポーン王子のこと)が税を算定すべきと提案した。ラーチャ・サムナック(ราชสำนัก:宮廷(Royal Courtの訳語))が税を取り立てているが、徴収漏れが多いのがその理由だと。

ターイサ王は、どうやったら税の取り立てが漏れるのか答えよ、とリットに問う。

どのように漏れているのかまでは聞いていないと答えるリット。

ターイサ王は、”ฉ้อราษฎร์บังหลวง(チョー・ラート・バン・ルアン)”、すなわち官吏がお金を一部懐に入れているから税金の取り立てに漏れがあるのではないか、と言う。

このままではいずれ我々の国は破滅するだろう、とも。ワン・ナー(วังหน้า:副王の宮殿)の税収に興味がある。

大蔵卿に対して、これは大蔵局全体に関係のある話だから調査するように命じた。大蔵局で働くリット、インに対しても同様の指示を出した。

ฉ้อราษฎร์บังหลวง(chɔ̂ɔ râat baŋ lǔaŋ/チョー・ラート・バン・ルアン)

:官吏が賄賂を取る(←(官吏が下は)民を欺き、(上は)公(金)を私す)
 民を騙しお上を欺く(←官吏の汚職などの場合にいう)

ฉ้อ:詐取する
บัง:遮る、包み隠す

また、3・4日中にプラータピアンに関する法律(人民が魚“プラータピアン”を捕食することを禁じ、違反者には罰金を科す法律)を出す。民衆は混乱するだろうから対処するように、ミンとトーンカムに命じた。

そして、ターイサ王は大蔵卿の娘プレーチーンをリットに嫁がせるようにしたことを大蔵卿とリットに伝えた。リットの祖母チャムパーがターイサ王の祖母にお願いしたことも伝えられた。ミンとゲーオの話もあるから同時に結婚式を行なってはどうかとターイサ王。

大蔵卿に対しても、大蔵卿の妻もこの件でターイサ王の祖母に会いに行っていたことを伝えた。

リットの祖母チャムパーは、リットとプレーチーンが夫婦になりたがっていて、プレーチーンが連日料理を習いに母ガーラゲーのところへ行っていることもターイサ王の祖母に話していたが、リットとプレーチーンが愛し合っているというのは事実ではないので、ターイサ王の祖母に嘘を伝えられていたことに対し、リットは納得がいかない。

ターイサ王の命で強制的に「ミア・プララーチャターン」としてミンと結婚させられることに対して納得がいかず泣いているゲーオ。

ゲーオとプラーンの家へ来たミンとイン。
プラーンから事実(ゲーオが結婚させられることに納得していない)ことを知らされたミンは、リットのところへ相談に行く。

ミン、イン、リットの話にプッターンも加わり相談を受ける。

誰もゲーオのことを強制することはできない、ガーラゲーもそのことを認めていない。

ただ、プララーチャ・オンガーン(勅命)には逆らえないのも事実。

そこでプッターンはあることを提案した。それは「ハイ・クワームラック・ナム・ターン(ให้ความรักนำทาง:愛に導いてもらう)」。つまりゲーオがミンのことを愛しているなら、何もする必要はない。愛が“愛”という義務を果たすだろう、と。

リットの両親(デートとガーラゲー)の会話。

この話については、女性たち(ガーラゲー、ゲーオ、プラーン)のことが理解できないデート。

ガーラゲーは自分の間違いを認めた。ゲーオに関してはゲーオがミンのことを愛しているならプララーチャ・オンガーン(勅命)を受け入れることに賛成だと。但し、プレーチーンのことを愛していないリットのほうは、引き続き受け入れられないと。

プッターンに会いに来たリットは、2日後にピッサヌロークに行くから準備するようにと伝える。

ピッサヌロークへはデートとガーラゲーも行く。

母ガーラゲーとリットが外で話しているところへ祖母チャムパーがやって来る。

リットにも「シット(権利)」があるからリット自身が結婚については決めていいけど、心配しているし、プララーチャ・オンガーンには従ってほしい、と。

プレーチーンを「ミア・プララーチャターン」として迎え入れて、他の「ミア」はその後で結婚すればいいじゃない、と。

祖母チャムパーは、プレーチーンは「ミア・プララーチャターン」に相応しい。“ソム・ナー・ソム・ター(สมหน้าสมตา)”、“ギン・トーン・バイ・ヨック(กิ่งทองใบหยก)”だと。

สมหน้าสมตา
(sǒm nâa sǒm taa/ソム・ナー・ソム・ター)
:栄誉地位にふさわしい

กิ่งทองใบหยก
(kìŋ thɔɔŋ bai yòk/ギン・トーン・バイ・ヨック)
:釣り合いの取れた、似合いの(←金枝・玉葉)

※中国語「金枝玉葉」の訳語。
地位財産正格容貌など夫婦となるにちょうど適当な



リットの父(デート)はプラヤー(พระยา ※官等(官吏の等級)の一つ)の息子だし、リットの母(ガーラゲー)もプラヤー(พระยา)の娘だし、リット自身もプラヤー(พระยา)の息子だし、妻(ミア)もプラヤー(พระยา)の娘なのが釣り合っているのだと。

リットは(怒っているのか)祖母の方を見ようとはせず、月を見ていた。それに見かねたチャムパーの召使がそろそろ部屋の中へ戻りましょうと声をかける。

ピッサヌロークの様子。

凧を揚げているリアン。そこへルアンがやって来て一緒に凧を揚げる。

リアン(写真上)とルアン(写真下)

(18話ここまで)

第19話/EP19(2023年11月29日放送)

(ピッサヌロークにて)

毎日凧揚げの練習をしているというリアン。

チャンワーはリアンにもうすぐルアンの双子の弟(リット)が来ることを伝える。

ナロンとチャンワーに挨拶をして帰る。

リアンはジャオ・ムアン・ピッサヌローク(ピッサヌローク領主)の一人娘。

เจ้าเมือง(câo mɯaŋ/ジャオ・ムアン)
:領主、知事

チャンワーはリアンのことを”フア・ゲーオ フア・ウェーン(หัวแก้วหัวแหวน)”だという。

หัวแก้วหัวแหวน(hǔa kɛ̂ɛo hǔa wɛ̌ɛn/フア・ゲーオ フア・ウェーン)
=หัวแก้วหัวขวัญ(hǔa kɛ̂ɛo hǔa khwǎn/フア・ゲーオ フア・クワン)
:最愛の、目に入れても痛くない(子)

リットはプッターンをシェフとしてピッサヌロークまで連れていくことにした。

プッターンはこれまで陸上(地上)で調理したことはあるが、船上で調理するのは初めてだと興奮している。

唐辛子、野菜、干した肉をピッサヌロークまで持っていけるようパッキングしてもらう。

プッターンの家があまりに綺麗で天国のようなので、グイはプッターンのことをやっぱりテーワダーの子だと言う。

プッターンはグイに自分が(部屋を指して)天国のようなところで過ごしていられるのはグイのおかげだし、むしろグイが自分にとってのナーンファー(天女)だと伝えハグをする。

グイは泣き出しそうになる。

プッターンがグイにハグしてグイが泣いている様子を見たグリンは、怒りが収まらず、近くにいたプッターンの召使ウンに怒りをぶつける。

グイとプッターンが騒ぎに気づく。

グイがグリンを叱りつける。

グリンはウンに大量の唐辛子をかけ、平手打ちをする。

言い争いが終わらないグイとグリン。

グリンはグイに祖母と孫の関係を終わらせようと告げ、どこかへ行ってしまった。

泣きながら歩いていたグリンはムーソンに会う。

もうグイのところにはいたくないからどこかへ連れて行ってほしいとお願いするグリン。

自分の「ミア」にならないかというムーソン。

自分の「ミア」になれば、君のことを棄ててかえりみない、なんてことはしないし、“モット・マイ・ハイ・タイ ライ・マイ・ハイ・トーム(มดไม่ให้ไต่ ไรไม่ให้ตอม)”だというムーソン。

มดไม่ให้ไต่ ไรไม่ให้ตอม
(mót-mâi-hâi-tài rai-mâi-hâi-tɔɔm)
(モット・マイ・ハイ・タイ ライ・マイ・ハイ・トーム)
:乳母日傘で蝶よ花よと大切に育てる
※直訳は、“アリにもはい上がらせず、シラミにもたからせず”

ไต่(tài/タイ):よじ登る
ไร(rai/ライ):ハジラミ目に属する寄生昆虫の総称
ตอม(tɔɔm/トーム):(ハエくらいの小さな虫が)たかる

※トコジラミ(南京虫、bed bug)はタイ語でตัวเรือด(トゥア・ルアット)

もし「ミア」なることを強制されるなら、家を燃やすというグリン。

ムーソンはそれ(ミアになることを強制しないこと)を了承した。

アユタヤからピッサヌロークへはナコンサワンやピチットを通って行く。昼夜船の中で過ごせば3日で着く。

プッターンは持ってきた干した鶏肉を使ってガパオなどのご飯を作り、皆で食べた。

食事中も浮かない顔をするプッターン。なぜならピッサヌロークに着いてカムピー・クリッサナカーリーに触れたら、自分はもしかすると元いた世界に戻らないといけないかもしれないからだった。

プッターンがここにこのままずっといてくれたら嬉しいけど、強いることはできないとリット。

「プロムリキット(宿命)」がその答えだとプッターン。

ガーラゲーと召使ピン・イェームとの会話。

ガーラゲーが「プッターンは誰なのか?」と二人に尋ねる。

ガーラゲーは、プッターンは実は(ゲースラーンが乗り移る前の)ガーラゲーではないか、と考えていた。

召使二人も実はそうではないかと思いつつも、プッターンはガーラゲーとは性格が異なるから違うかもしれないと。

いずれにせよ、仮にプッターンが実はガーラゲーだったら、ガーラゲー(ゲースラーン)の妹にあたるから何か償いをしないといけないと考えていたガーラゲー(ゲースラーン)。

それに対して、召使は昔のガーラゲーの“ウパニサイ(อุปนิสัย:習性)”を一番理解できるのは我々(ピンとイェーム)だから、ピッサヌロークに着いてプッターンが本当はガーラゲーだった場合は、それと分かる何かを見せるだろうと。

อุปนิสัย(ʔùpànísǎi/ウパニサイ)
:習性
※パーリ語語源

久しぶりにルアンに会う両親、双子の弟リット、召使たち。

デートとガーラゲーが挨拶している男性(ナロン)が、自分が元いた世界にいた僧侶にそっくりで驚くプッターン。

それを見ていたガーラゲーは、「世の中には説明つかないことや、説明を求めなくていいこともある」とプッターンにアドバイスする。

皆が集まっているところへリアンも呼ばれる。

リアンはピッサヌローク領主の娘。末っ子で男兄弟しかいないので、物怖じせずに発言するし兄と瓜二つ(ละม้าย/ラマーイ)なところなど、まるでプラーン(自分の妹)のようだとルアン。

ละม้าย(la-máai/ラマーイ)
:非常によく似ている

プッターンとガーラゲーもよく似ていることを聞かれ、プッターンは自分の遠い親戚だと答えるガーラゲー。

20年前のガーラゲーはプッターンと瓜二つだったんだから、二人(デートとガーラゲー)の子供じゃなくて遠い親戚だなんて信じられない(เหลือจักเชื่อ/ルア・ジャ・チュア)と言うチャンワー。

เหลือจะเชื่อ
(lɯ̌a cà cɯ̂a/ルア・ジャ・チュア)
:とても信じられぬ

※ドラマ内では「จะ(cà)」を「จัก(càk)」と言っています
(เหลือจักเชื่อ(ルア・ジャッ(ク)・チュア))。

リットが、ナロンに、いつ我々をピッサヌローク領主の元へ(挨拶するために)連れて行ってくれるのか、と尋ねる。

คารวะ(khaarawá/カーラワ)
:身体と言葉で敬意を表すること、表敬、尊敬
(※パーリ語語源)

ピッサヌローク領主を表敬訪問する一同。

昔の住まいに帰ってきた召使ピンとイェーム。

帰り道、リアンがプッターンを市場に誘う。

プッターンが行くと言うならリットも行くと。

ガーラゲーも行きたそうだったが、若い人たちだけで行かせた方がいいとデートが言い、ガーラゲーそのアドバイスに従うことに。

ガーラゲーは自分の代わりに召使ピンとイェームを市場へ行かせることにした。

市場での様子。

ある親子が野菜を盗もうとしたが見つかって騒ぎになる。

この母親はお金もなく、行くあてもなく、息子に食べさせる物もなく困っていたが、助けてあげる人は誰もいない。

この親子が市場から追い出されようとしていたところに、ちょうどプッターンらと出くわす。

実はこの女性はガーラゲー(ゲースラーンが乗り移る前の)の実の叔母(グローイ)にあたり、ガーラゲーの母が亡くなった後、ガーラゲーの母の地位を乗っ取りガーラゲーの財産を盗んだ人物であった。

そのため召使ピンとイェームはグローイのことを知っていたが、グローイのことを許せず言い争いになる。

言い争う召使ピン・イェームとグローイ(写真下)

グローイはプッターンを見るなり(昔のガーラゲーと勘違いしたのか)驚いて跪き、今は間違いを認め心を入れ替えたと泣きながら赦しを乞う。

プッターンは、自分はガーラゲーではないと伝えた。

リットが、プッターンではなく自分の母がガーラゲーだと伝える。

グローイは、実は息子が体調が悪く高熱が続き、食べるものも薬もなく、もう何日の猶予もないかもしれないと。

リットは、それなら家に来てご飯を食べて休んで、お医者さんに見てもらいに行ってはどうかと。

召使ピンとイェームは一瞬納得のいかない顔をするが、「この子が死んでもいいのか?」とリットから訊かれると、「それは良くない」と答えざるを得なかった。

グローイの手を握り、「反省して罪を悟っているなら、それはもう既に悪業の報い(罰)を受けたということ」と伝えたプッターン。

グローイに会ってから息苦しくなっていたプッターンだが、胸につかえていた息苦しさが消えた。

สำนึกผิด(sǎmnɯ́ k phìt-phìt/サムヌック・ピット)
:反省して罪を悟る

รับกรรม(ráp-kam/ラップ・ガム)
: 悪業の報い(罰)を受ける
เวรกรรม(ween-kam/ウェーン・ガム)
:運命

เวร(ween/ウェーン)
:復讐、加害、罪業、自己の行為の報い、または運命による苦しみを表す語

一連のやり取りを近くで見ていたリアンは、こういったやり取りをこれまで見たことがなくびっくりしてしまい顔が真っ青になっていた。

怖かったとリアン。

怖いなら家に連れて帰ろうかと言うルアンに対し、やっぱり大丈夫と答えるリアン。

家に戻った召使ピンとイェームはガーラゲーに事の顛末を話す。

最初はプッターンが昔のことを思い出したかと思ったし、ちょっと変な症状も出ていたが、プッターンはグローイに対して復讐はせずに教え諭したと。

召使イェームは「ナー・アッサジャン(実に驚異的だ)」だと。

รำลึก(ramlɯ́ k/ラムルック)=ระลึก(ralɯ́ k/ラルック)
:思い出す、憶えている

อัศจรรย์(ʔàtsàcan/アッサジャン)
:不思議な、奇異な、驚異的な
(※サンスクリット語源、同源のパーリ語acchariya-はタイ語อัจฉริยะに)

もしプッターンが本当に昔のガーラゲーだったら、(相当な怒りをぶつけて)グローイはあの場で死んでいたかもしれないと。

ピッサヌロークの町の中を馬に乗ってリットに案内してもらったプッターンは、途中で気を失って(眠って)しまう。

リットに連れて帰ってきてもらい、そのまま寝ていた。

夕食の時間。

チャンワーがガイ・ダム(烏骨鶏:黒い鶏)のスープなど郷土料理を用意してくれていて皆で食べた。

ピッサヌロークではサトウヤシ(ตาล/ターン)の木がたくさんあるから、と「ナム・ターン(サトウヤシの樹液)」も用意してくれた。

また、ピッサヌロークには何百年にもわたってボー・クルア(บ่อเกลือ/塩井)もあるとナロン。

それを聞いたプッターンが、塩があるところは“ユッタ・パッチャイ(ยุทธปัจจัย)”とみなされる、と。

皆はこの言葉を知らず戸惑ったが、プッターンが「ユッタ・パッチャイとは、戦争をするときに使うものだ」と説明した。

それを聞いたナロンが「確かにプッターンの言う通りで、バンコクやからムアンサムットから塩を待つことなく軍隊にサビアンとして送ることができる」と付け加えた。

「塩のある場所は富んでいる」とプッターン。

※塩井(しおい):塩水の出る井

ยุทธปัจจัย
(yúttha-pàtcai/ユッタ・パッチャイ)
:ユッタ・パン(ยุทธภัณฑ์:武器弾薬などの戦闘資材)以外の、戦闘を支える物すべて。例えば、食べ物、薬、化学薬品や交通用動物(サット・パーハナ:象、馬、牛、水牛、ラバ、ロバ)など。

※王立学士院版タイ語辞典内の当該語の説明を当方で日本語に訳したもの。日本語の辞書には当該語の訳は記載なし(2024年2月時点)

プッターンが、グローイの息子を看病する。

高熱の子供に体を拭いてあげるプッターン。

グローイに一晩中体を拭いてあげるように指示するプッターン。

リアンとプッターンとの会話。

ルアンとリットは本当に瓜二つだと話す二人だが、実は二人は見分けられるとプッターン。

「リットが海だとしたら、ルアンは何だと思う?」と尋ねたプッターンに、リアンは「プーカオ(山)のようだ」と例えた。とても大きくて静かで落ち着いている山のようだ、と。

そしてリアンは、「この山にぶつかる勇気があるのは私一人だけ」と言って後ろに立っていたルアンに勢いよくもたれかかる。

リアンはプッターンに遊びに行こうと誘う。ルアンも一緒にと。

美しい仏像「プラプッタ・チンナラート(พระพุทธชินราช)」のあるお寺「プラシー・ラタナ・マハタート寺(วัดพระศรีรัตนมหาธาตุ)」でお参りする。

プッターンがお参りしていると、ある女性(ガーラゲー)の記憶が浮かび上がってきた。

プラシー・ラタナ・マハタート寺でお参りをする昔のガーラゲー(写真上・中央)

このお寺は昔のガーラゲーが子供の頃から来ていたお寺だった。

この奇妙な体験を召使ウンとプームにしていたところ、話を聞いていたガーラゲーの召使ピンとイェームがプッターンに話しかける。

このお寺はとても古く神聖な場所であり、この仏像も神聖な仏像なので、仏像の前で起きたことには理由がある。

プッターンは過去の誰かと繋がりがあるかもしれないのだと。

それを聞いてプッターンは2人にお礼を言った上で、「自分に起きていることは普通ではない。ガーラゲーからは原因を探ろうとするな、と言われているけど、自分はいつかこの答えに辿り着く」と答えた。

(19話ここまで)