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【タイ語単語】バンコクのオフィス街『シーロム/สีลม』の名前の由来【語源】

バンコクのオフィス街「シーロム(Silom)」の名前の由来

こんにちは。Sripasa(@Sripasaa)です。

シーロム(sǐilom/สีลม)」は、バンコクのビジネス街として有名なエリアです。

日系企業のオフィスも数多くありますし、近くにはタニヤ・パッポンといった有名な歓楽街もあり、日本料理屋さんもたくさんあります。

このエリアに「シーロム通り(タノン・シーロム)」という通りもあります。

エリアや通りの名称となっている、「シーロム」という名前の由来について、ご存じでしょうか。

ちょうど、その名称の由来について紹介されている番組がありましたので、そちらの動画をもとに、ご紹介したいと思います。

では、始めましょう。

【タイ・バンコク】「シーロム」の由来について紹介している番組

紹介されていたのは、「Thai PBS」というチャンネルの、『tháa hây ʔàan(ท้าให้อ่าน / 読んでみよう(※tháa:挑む))』という番組です。




「シーロム」の由来/語源についての動画の内容(概要)

  • ラーマ4世の時代に、中国人がシーロム通り付近に住むようになり、精米所を建てた。
  • 精米に風力を用いたため、”シーロム通り” と呼ばれるようになった。

สี(シー/sǐi):精米所、精米する

※「色」という意味のสี(シー/sǐi)とスペル・発音は同じ、いわゆる同形異義語です。

動画の詳しい内容は、こちらの動画をリスニング教材としてまとめた以下の記事をご確認ください。
【タイ語】『シーロム/สีลม』の動画をリスニング教材に使ってみよう[中級学習者向け]



【タイ語】「シーロム」の辞書での定義

タイ-タイ辞典(王立学士院)

・「シーロム/สีลม/sǐilom」の定義
:機械を動かすために、羽根を回す風による動力を用いる精米機の名称

タイ日大辞典

・「シーロム/สีลม/sǐilom」の訳
:風車によって精米する精米機
(出所:タイ日大辞典 p.1522)

「シーロム通り」

シーロム通り
ถนนสีลม
(thanǒn sǐilom)
(タノン・シーロム)



タノン
ถนน
(通り)



シーロム
สีลม
(風車(風の力)で精米する精米機)


※シー(สี):精米所、精米する
※ロム(ลม):風



まとめ

シーロム』は「風車を用いる精米機」のことで、「シーロム」という語がこのエリアの地名になった背景には、中国人がこの付近に風力を用いる精米所を建設したことがあることが分かりました。

その名残として、現在でもバンコクのシーロム通りとナラティワート通りの交差点の付近に風車が飾られています。

シーロム通りとナラティワート通りの交差点にある風車
シーロム通りとナラティワート通りの交差点にある風車
シーロム通りとナラティワート通りの交差点にある風車
シーロム通りとナラティワート通りの交差点にある風車
Sripasa
Sripasa
思っていたよりも大きくて驚きました。
ぜひ機会があれば訪れてみてください。


リスニング教材

今回の「シーロム」についての動画をリスニング教材として使えるよう、纏めています。
よろしければ、こちらもどうぞ。
【タイ語】『シーロム/สีลม』の動画をリスニング教材に使ってみよう[中級学習者向け]

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