体験談・メモ

【iPad Pro+Apple Pencilで使える】Zoom/ズームで便利なホワイトボード機能の活用法

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

オンライン上でのレッスンが盛んに行われるようになった昨今。

特にZoom(ズーム)は、人気のプラットフォームですよね。


そこで本記事では、iPadなどのタブレットを用いてZoomのホワイトボードを活用する方法を詳しくご紹介します。

ホワイトボード機能に加え、写真にも上書きできるのでその方法もあわせてお伝えします。


Apple Pencilなどのスタイラスペンをセットで使うとさらに便利ですが、(線がやや太めになりますが)指でも書けますのでスタイラスペンが無くても活用できます。


特に語学のレッスンで先生をされている方は、このホワイトボード機能が非常に便利なのでおすすめです。

この記事でわかること
  • タブレットを用いて、Zoomのホワイトボードを活用する方法
  • タブレットを用いて、Zoomの写真機能に上書きする方法
  • スタイラスペン(Apple Pencilなど)を用いてホワイトボードに書く場合と、指で書く場合を比較

では、はじめます。

補足事項

本記事内の説明は、すべて

iPad Pro(10.5インチ)
Apple Pencil(第1世代)
Zoom(無料版)

を用いたものです。

また、本記事内に登場するホワイトボードや写真は、すべて著者が講師の「タイ文字レッスン」で使用したものです。

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Zoomのホワイトボード機能の使い方

では、Zoomのホワイトボードの使い方を見ていきます。

以下がZoomに接続した画面です(顔が写っている部分は消しています)。この中の「共有(緑で色付けされています)」をクリック(タップ)します。

iPadでZoomを使う

すると選択項目が出てきますので、一番下にある「ホワイトボード」をクリック(タップ)します。

ズームのホワイトボード

すると以下の写真のようにホワイトボード画面が登場します。

ズームのホワイトボード画面

ペンの種類を変更できますので、その方法を見ていきます。

上の写真の丸で囲んだ枠内にある「〉」のマークをクリックします。

Zoomのホワイトボード機能でできること

上の写真が、Zoomのホワイトボードで使える機能です。

この内、著者自身がレッスン中によく使うのが以下の4つの機能です。

  • ペン機能
  • 消しゴム機能
  • ペンの色を変える機能
  • ペンの太さを変える機能

この内、「ペンの色を変える機能」と「ペンの太さを変える機能」を詳しくご紹介します。

ペンの色は、「黒・赤・黄色・緑・青」の5色です。

Zoomホワイトボード機能で使える色

ペンの太さは4種類あります。

Zoomホワイトボードのペンの太さ

また、ホワイトボードに書いたものを保存することも可能です。

以下の写真にある右下の「…」をクリック(タップ)し、「写真に保存」を押すと、自分が書いた内容を写真に保存することができます。

レッスンの内容を後日振り返りたい時に便利なので、できるだけ保存しておくようにしています。

Zoomホワイトボード画面の保存

相手や自分の顔を表示させながらホワイトボードを使う場合は、書けるスペースが狭まるので注意が必要です。

以下の写真は、自分の顔は映さずに相手の顔を写したケース。相手の顔が表示されている部分には文字を書くことができません。

zoomで相手の画面を出す

相手の顔と自分の顔を表示させると、スペースがさらに少なくなります。

自由に切り替えができますので、書く内容などで適宜「表示⇄非表示」を調節していくのが良いかな、と思います。

zoom内の相手と自分の画面


Zoomで写真を活用する(写真の上から文字を書くことも可能)

続いて、写真を表示する機能を活用する方法をご紹介します。

まずは、写真を表示する方法から。

Zoomに接続した画面の「共有」から「写真」を選択しクリック(タップ)します。

zoomで写真を出す

ここでは、あらかじめ作っておいたWordファイルをPDF化し、写真として保存しておいたものを使用します。

表示させたい写真を選択します。

zoomでPDFファイルを表示する

上の写真の左下の「ペン印」をクリック(タップ)して上書きしていきます。

Zoomで写真に上書きする方法

「ペン印」をタップすると各種機能が出てきます。

zoomで写真を上書きする際のペン写真を上書きする際のペン

ペンの太さは4種類、色は5色(黒・赤・黄色・緑・青)です。ホワイトボードの機能と同じです。

これらのペン機能を使って写真の上から書いていきます。

zoomでPDFに上書きする

このように文字などを書くことができます。

写真→ホワイトボードへ切り替えることもできます。

zoomで写真からホワイトボードへの切り替え

ホワイトボードのマークをタップすると、以下の写真のようなホワイトボード画面に切り替わります。

zoomで写真からホワイトボードへの切り替え

写真に上書きした状態で保存することもできます。

zoomで写真を保存

PDFファイルを写真に保存したものを例として挙げましたが、写真を表示させたり、写真の上に文字を書くことも可能です。



Apple Pencilを使ってホワイトボードに書く場合と、指で書く場合を比較

タブレットを用いてZoomのホワイトボードを使う場合、Apple Pencilなどのスタイラスペンで書くと便利ですが、ペンをお持ちではない場合でも指で書くことも可能です。

実際にレッスン中に書いたホワイトボードをもとに、比較してみます。

ホワイトボードにApple Pencilで書いたもの【Zoom】

zoomのホワイトボードにスタイラスペンで書いたタイ文字น้ำ
タイ文字レッスン中に使用した、Zoomのホワイトボード+Apple Pencil
zoomのホワイトボードにアップルペンシルで書いたタイ文字ปู
タイ文字レッスン中に使用した、Zoomのホワイトボード+Apple Pencil
zoomのホワイトボードにアップルペンシルで書いたタイ文字
タイ文字レッスン中に使用した、Zoomのホワイトボード+Apple Pencil

比較的小さく文字が書けるのに加え、漢字などが書きやすいです。

続いて、指を使って書いたものを見てみます。

ホワイトボードに指で書いたもの【Zoom】

zoomのホワイトボードに指で書いたタイ文字ปู
タイ文字レッスン中に指で書いたZoomのホワイトボード
zoomのホワイトボードに指で書いたタイ文字ตั๋ว
タイ文字レッスン中に指で書いたZoomのホワイトボード
zoomのホワイトボードに指で書いたタイ文字トムヤムクン
タイ文字レッスン中に指で書いたZoomのホワイトボード

(これを書いた際のペンの設定が「細め」だったので線が細いですが、もう少し太く書くことは可能です)


文字を大きく書く分には問題ないのですが、文字を小さめに書こうと思うと、ペンで書くよりも線がブレてしまい上手く書けないように感じました。

特に漢字は形がいびつになるような印象も。


指でもかけるのですが、ホワイトボードを多用するレッスンであればスタイラスペンも用意されたほうが授業の効率が上がるように感じます。

著者自身は、現在レッスンを行う際は常にiPad ProとApple Pencilをセットで使用しています。


Zoomでホワイトボードを使用する際に使うタブレットのベストな大きさを考察

今回ご紹介したホワイトボード(に実際に書いてある画像)は、すべてiPad Proの10.5インチを使用しています。

iPad Pro(10.5インチ)でホワイトボードを使っている感想としては、

「もう少し画面(タブレット)が大きいといいなぁ」

ということです。


教える側(ホワイトボードを使用する側)に立つと、10.5インチだと小さく感じることがあるからです。

zoomのホワイトボードにペンで書いたタイ文字
タイ文字レッスン中にApple Pencilで書いたZoomのホワイトボード

著者が今使用している10.5インチだと、上記の量の内容を書くのでスペースの大部分を使ってしまいます。
(右下は生徒さんの顔を映しているため書けません)

ホワイトボードを一度消して新たに書いていけばいいのですが、連続性のある話だったりすると、もう少し書き続けられるといいなぁと思うことがあるんですよね。

あくまでオンラインレッスンで講師側でホワイトボードを使用する、ということだけで考えるなら、iPadでしたら、ペンが使えるタイプのもので11インチ以上(希望は12.9インチ)が良いなぁと。


レッスンでどの程度ホワイトボードを使用するかは教える内容によるかと思います。

文字の書き方を教えるレッスンのように、ホワイトボードをたくさん使用するレッスンを予定されている方でタブレットを(レッスンで使用することがメインで)調達する予定のある方であれば、大きめのタブレットも選択肢の一つとされると良いかと思います。

さいごに|オンラインレッスンで活用していきたい、Zoomのホワイトボード機能

本記事では、タブレットを用いてZoomでホワイトボード機能を使う方法や、写真の上から文字を書く方法を中心にご紹介しました。

これだけオンラインレッスンが主流となってきた今、先生(講師)側に立つ方も多くいらっしゃるかと思います。

限りあるレッスン時間を少しでも有効活用できるよう、こういったホワイトボードなどプラットフォーム側の機能もうまく使っていきたいですよね。

ペンが使えるタイプのiPadとApple Pencilなどのスタイラスペンをお持ちの方にはぜひ活用していただきたいですし、タブレットのみお持ちの方でも、指で書けますのでぜひZoom中に試してみてください。

本記事は以上になります。

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