長く愛用している(または、使用頻度は低いけれど長くお気に入りの)タイ雑貨を、著者(Sripasa)の独断と偏見で(勝手に)ご紹介していくシリーズ。
これまでに第8回までのアイテムをご紹介しました。
回 | アイテム |
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第1回 | プラカゴバッグ |
第2回 | Double Aのメモ帳 |
第3回 | トートバッグ |
第4回 | NaRaYaのがま口財布 |
第5回 | 「コマパット」の布で作ったメガネケース |
第6回 | チェンマイ「GINGER」のネックレス |
第7回 | 絵画教室で描いたハイビスカスの絵 |
第8回 | SIAM CELADONのお皿 |
前回(第8回)に引き続き、今回(第9回)もタイで購入した食器をご紹介します。
今回はベンジャロン(เบญจรงค์)焼きです。
普段使いはしにくいのですが、時々出してきては愛でながら使っています。
では、はじめます。
タイ・アンパワー(アムパワー)にて
バンコクへ遊びに来てくれた友人を誘ってアンパワー(アムパワー)へ日帰り旅行した際にベンジャロン焼きの工房へ立ち寄り、オーダーしました。
工房で見せていただいたベンジャロン焼きのサンプル
こちらのサンプルをもとに、オーダー品を決めていきます。
形はわりとすぐに決まった(決めることができた)のですが、色が…どれも素敵でかなり悩みました。
横に並べてみたり(↓)。
さんざん悩んで、最後は自分の好きな色(水色とパープル)にしました。
(ちなみに最後まで悩んだのがグレーです。グレーとパープル(またはグレーと水色)の組み合わせも素敵でした。)
工房では、作業の様子も見せていただけました。
どこまで載せてよいかが分からないため掲載は控えますが、手作業の細かさや繊細さが感じられる体験となりました(作業を見ると欲しい気持ちが高まりました)。
工房「ピンスワン・ベンジャロン」の場所と住所
私が伺ったのは、サムットソンクラーム県のアンパワー(アムパワー)郡にある工房「ปิ่นสุวรรณเบญจรงค์(ピンスワン・ベンジャロン)」です。
(タイ国政府観光庁の公式サイト内の紹介ページはこちら)
ปิ่นสุวรรณเบญจรงค์
๓๒/๑ หมู่ ๗ ต.บางช้าง
อ.อัมพวา จ.สมุทรสงคราม
๗๕๑๑๐
โทร. ๐๓๔-๗๕๑๓๒๒
P.Ben
32/1 Moo 7, Bangchang,
Amphawa, Samutsongkhram
75110
Tel. 034-751322
繊細なベンジャロン焼き
こちらが私がオーダーした器です。
2013年9月にアンパワーの工房でオーダー、2014年2月に出来上がりの連絡をいただき受け取りました(バンコクの自宅まで届けてくださった)。
注文してから完成まで5ヶ月でした。
正確な価格を忘れてしまったのですが、確か一客(=小鉢とお皿のセットで)1,200バーツくらいだったと記憶しています(間違っていたらすみません)。
【2022年12月30日追記】
→注文時の領収書が出てきて金額を確認したところ、正しくは一客(1セット)2,600バーツでしたので訂正いたします。
(この写真の二色で計5,200バーツ)
デポジットとして注文時に1,000バーツお支払いし、残りの4,200バーツは受け取りの際に直接お渡し(お支払い)しました。
素敵ですよね。
うっとりしてしまいます。
写真だと伝わりにくいのですが、実際に触ると凹凸があって、手書きであることを感じられます。
この時はベンジャロン焼きをオーダーするのが初めてだったので、「お試しで注文して使ってみて、また本帰国までに追加注文すればいいかな」と思っていたのですが(なので1セットずつしかオーダーしなかった)、結局その後注文しそびれてしまい、持っているのはこの1セットずつだけなんですよね。
またいつか買い足したいと思うものの、少しハードルが高いように感じています。
(なお、お店の方は「追加で欲しいものとかあれば電話かメールしてね」という感じでとてもフレンドリーでした)
現状日常使いしているものではないので、この1セットずつだけで十分な気もしています。
こんな感じで使っています
前述のとおり、なかなか日常使いはできていないのですが、たまに思い出しては、出してきて使っています。
器自体が小ぶりなので、使う際はアイスクリームやヨーグルトなどデザートの盛り付けに用いることが多いです。
バニラアイスとヨーグルトを1対1くらいで合わせたものが美味しくて、最近はこの組み合わせで食べることが多いです。
バニラアイスの甘さとヨーグルトの酸味が絶妙なんですよね。
デザート以外だと、エスニック料理のトッピングを入れる器としても。
エスニックそぼろカリー風の一皿はこちらでレシピなどご紹介しています。
基本的に食器はすべて食洗機で洗ってしまう人間なのですが(手荒れがひどいのと、人の手よりも機械の方が綺麗に洗ってくれる)、このベンジャロン焼きは使用後すぐに手洗いして、速やかに食器棚に収納します。
割れると残念すぎるので、丁寧に扱っています(そのため使用頻度は低め)。
さいごに
本記事では、タイでオーダーしたベンジャロン焼きについてご紹介しました。
たまに眺めては注文してよかったなぁと思う器です。
本記事は以上になります。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。